「江東こども守る会」が独自調査を行わなければ、誰も何も言わず、そっと高放射能汚泥を燃やし続けていたんでしょうか。そうなんでしょうね。
(H/T東京茶とら猫 南部と東部のスラッジプラントについてのポストが出ています。)
東京新聞6月8日付け記事:
江東区の保護者でつくる「江東こども守る会」は七日、都庁で記者会見し、都の汚泥処理施設「東部スラッジプラント」(同区新砂三)近くのグラウンドの土から高濃度の放射性セシウムを検出したとする独自調査の結果を発表した。
調査は、同会が神戸大大学院の山内知也教授(放射線計測学)と実施。検出されたセシウムは一平方メートル当たり二三万ベクレルで、放射線障害防止法で、放射線管理区域からの持ち出しが制限される汚染基準の約六倍という。また、プラント周辺と同区の荒川、旧中川沿いでは、放射線量が毎時〇・二マイク ロシーベルトを超える地点が多くあった。山内教授は「値が高い地域の位置と風向きを考慮すると、下水を通じてプラントに集まった放射性物質が処理過程で再 び大気中に放出されている可能性が高い」と主張。同会は同日、プラントの稼働停止と調査などを求め、都に要望書を提出した。
記事中の山内教授の報告書はこちら。
報告書からの結論抜粋:
5月21日と22日の測定結果に基づいて:
・江東区内では荒川や旧中川沿いで汚染レベルが高いという傾向が確認された。最も高い汚染が確認されたのは東部スラッジプラントの近傍であって、下水を通じて集められた放射能が汚泥の処理工程を通じて再度大気環境中に放出される結果になっていることが指摘できる。
・すなわち、ホットスポットは3月15日当時に生じたのではなく、今現在も「再生産」され続けていると見られる。5月25日の測定は、卓越風が東部スラッジプラントから荒川を遡上する方向に吹いているという事実に照らして、根本的な放射能汚染源は東京電力福島第1原発であるとしても、放射能汚染の拡大は既に2次的なレベルに進行しており、下水を通じで集められた放射能が東部スラッジプラントから再び放出されることによって、東京近郊のホットスポットが生産され続けているという見方を支持するものである。(報告書第1報「放射線量について」より)
測定結果のまとめと評価
・江東区内のうち荒川沿いにある、「東部スラッジプラント北グラウンド」及び「大島小松川公園わんさか広場」の土壌汚染を調べたところ、それぞれ、2,300Bq/kg及び 1,500 Bq/kgという高い汚染が確認された。これらは東部スラッジプラントの風下に位置する。・試料は10 cm四方から採取したので、セシウムが深いところに浸透していないとすれば、2,300 Bq/kgは230 kBq/m2(23 Bq/cm2)に、1,500 Bq/kgは150 kBq/m2(15 Bq/cm2)に相当する。放射線施設内の人が触れる物の表面密度限度は40Bq/cm2とされているが、その1/10を超えて汚染した物(4 Bq/cm2)はみだりに管理区域から持ち出さないことが求められている。
・子供達が野球などで泥まみれになりながら汗を流し、人々が憩いを求めて集う場所の土壌として相応しい物では決してない。早急な環境の改善が必要である。
以下のサイトでは、4月から騒いでいたんですけどね。
ReplyDeletehttp://tokyogs2.blogspot.com/
東電大株主である、みずほ、三井住友から預金を引き上げ、できれば
ReplyDelete脱原発を掲げた城南信用金庫に投入、また、真意のほどはわからぬが、同じく脱原発を表明した孫氏のソフトバンク(iphoneにはガイガーカウンターも着いてる!)にケータイを移行することで、経済的にムーブメントを起こそう!