朝日新聞の記事だけ見たのでは分からないのですが、さっと流している読売に出ていました。
まず概略を朝日から:
ところが読売のこの一言:環境省は19日、福島第一原発の事故の影響で放射性物質が付着したおそれのある福島県内のがれきの処理方針をまとめた。汚染物質を除く設備を備えた焼却炉で処理し、焼却灰は放射性セシウムが1キログラム当たり8千ベクレル以下であれば埋め立て処分できるなどとしている。
同省は、今週中にも福島県に通知する方針。がれき処理を中断している市町村は、早ければ今月中にも処理を再開するとみられる。
会津地域と、中通り地域の10町村については、環境省などの調査で放射線量が他県と変わらないとして、通常の処理を認めている。福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域と一部20キロ圏外にある計画的避難区域については、処理方針が固まっていない。
焼却灰に処理基準を設けて処理を進めるのは、これ以外の27市町村。「セシウムの放出をほぼ100%防げる」という除去設備を既に備えた県内の施設でが れきを焼却する。焼却灰は、8千ベクレル以下であれば埋め立て場所を記録するなどして県内の最終処分場に埋め立てる。8千ベクレルを超えれば最終処分場な どで一時保管する。その後の処理は未定だが、同省は福島県内に新設する最終処分場に埋め立てる方向で検討している。
除去設備に付いた灰は、セシウムが濃縮されやすい性質を持っているため、すべて一時保管する。コンクリート片などの不燃物は、埋め立て処分する。実際の処分にあたっては焼却灰や排水などを測定して、安全性を確認するという。
同省では、がれきと他の廃棄物を混ぜて燃やした場合、この基準を超えるケースは少ないと見ており、大半の焼却灰は埋め立てられることになった。
混ぜるんです。基準を超えさせないように。
政府はこの手をあらゆる放射能汚染に使うつもりなのでしょう。まず基準を緩く作り、基準をはるかに下回るものと混ぜて、全体を基準以下にして、「安全宣言」を出す。
なしくずしにこんなことをやっていると、本当に汚染列島になってしまいます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110619-00000065-mai-soci
ReplyDeleteをみますと、福島県内での処分になりそうですから(福島県のガレキはおそらく、どこの県もno thanks)、福島県内で燃やして、福島県の中に処分する。
ことになるのではないでしょうか?
これを県外に持って行こうとすると、福島県が完璧に加害者となりますし、それは国民が許さないでしょう。
いつも色々情報をありがとうございます。
ReplyDeleteいつも私のブログでご紹介させていただいています。
ところでこんなものがあったのですが英語で分からず
一体何と言ってるのか訳していただけないでしょうか。
http://hawaiinewsdaily.com/2011/06/apparent-explosion-and-fire-at-fukushima-4/
Onoさん、現在のところそういうことのようです。ただし、ウラジオストクやナホトカで、日本から輸入した中古車が基準以上の放射線を出して日本に送り返されていますが、その中に福島県から来た中古車があったのです。がれきもおそらく、県外には時間とともにどうにかして出て行くでしょう。国民に知らせなければいい話です、国や県にとってはお得意の方法です。
ReplyDeleteゆうなさん、これは、日本で広まっていた6月14日の真夜中過ぎのふくいちライブカメラの映像を分析した、というハワイ在住の引退した科学者が、4号機は核分裂反応を起こしている、使用済み燃料プールで再臨界が起こっている、ビデオの中でチェレンコフ光が出ているのがその証拠だ、と言っているものです。
そのように推察する人は、メッセージボードなどを見る限り世界中に多くいらっしゃいますが、東電、政府からは何のコメントもありません。コメントがないから起こっていない、と言うことではありませんが。
使用済燃料でチェレンコフ光は、常に出ています。
ReplyDelete私もよく夜勤の時に(きれいなので)ボーと眺めていました。
出ているからすぐに再臨界というのは誤りです。
http://www.tepco.co.jp/fukushima1-np/b42307-j.html
ReplyDeleteをご覧ください。
うーむ、今話題の1F-3の使用済燃料ラックが紹介されています。
これは、一つブログに書けそうです。