主催: 公益財団法人 日本財団
共催: 国際放射線防護委員会
笹川記念保健協力財団
これだけでなんだか胡散臭いと思うのは私の偏見でしょう。後援として、国の有力省庁が上がっているのは言うまでもありません。笹川関連財団と国際放射線防護委員会と日本政府、という不思議なコンビネーションを山下教授がおまとめになったようですね。
会議の目的として、
「福島県民の健康リス ク問題を正しく評価し、今後予定される県民健康管理調査事業を支援する」
ことが第一義に挙がっています。やはり評価、管理、調査なのです。
会議概要書は次の通り:
国際専門家会議
「放射線と健康リスク―世界の英知を結集して福島を考える」
International Expert Symposium in Fukushima-—Radiation and Health Risks
会議の目的
日 本財団は、笹川記念保健協力財団と協力し、1991年より10年間チェルノブイリ事故に汚染された地域に住む約20万人の児童の検診を実施し、 WHO,IAEAなど世界にこの検診の科学的データに基づく情報を提供し、高く評価されています。この経験をもとに、福島原発事故による放射線被ばくの健 康への影響について、世界の英知を集め、科学的な検討を行うためにこのたび下記の要領で国際専門家会議を開催いたします。この会議は、福島県民の健康リス ク問題を正しく評価し、今後予定される県民健康管理調査事業を支援すると同時に、新たな国際放射線安全防護に資する方策を考え、福島の復興に資することを 目的としています。
セッションテーマ
放射線被ばくによる健康影響:低線量被ばくと健康、緊急被ばく医療の課題
(3) 汚染地域における放射線量及び線量測定
(4) 放射線生物学と放射線安全防護学:基礎と疫学、分子疫学
(5) チェルノブイリ原発事故の教訓から学ぶ
(6) 放射線安全と健康リスクに関するガイドライン
(7) 今後の放射線健康リスク対応に関する提言
期日: 2011年9月11日(日)、12日(月)
会場: 福島県立医科大学 会議場 (福島市光が丘1番地)
主催: 公益財団法人 日本財団
共催: 国際放射線防護委員会
笹川記念保健協力財団
福福島県医師会(予定)
福福島県立医科大学
放放射線医学総合研究所(予定)
後援(予定): 内閣府、外務省、文科省、厚労省、経産省、国交省、環境省、福島県
組織委員会:笹川 陽平(委員長・日本財団会長)
紀伊國 献三(笹川記念保健協力財団理事長)
菊地 臣一(福島県立医科大学理事長兼学長)
丹羽 太貫(京都大学名誉教授)
山下 俊一(福島県立医科大学副学長、長崎大学教授)
David Heymann (英国グローバル・ヘルス・セキュリティー・センター長)
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