Thursday, October 6, 2011

厚生労働省まとめの食品放射能検査で検出限界値のみ記載してある府県

10月6日発表分から。

青森県: 検出限界セシウム134が20または25ベクレル、セシウム137が20ベクレル

宮城県: 検出限界20ベクレル。牛肉で300ベクレルを超す値が出ています。



群馬県: 検出限界25ベクレル

長野県: コメの検出限界20ベクレル、野菜果物5、20、30、35ベクレル、牛乳3ベクレル



京都府: 検出限界50ベクレル(セシウム134,137合計)



島根県: 検出限界50ベクレル(セシウム134、137合計)

10月6日分のまとめにはありませんが、岩手県も牛肉の検出限界25ベクレルで、たとえセシウム134が24ベクレル、137が24ベクレルだったとしても、数字となって出てきません。

これとは全く対照的に、山形県の牛肉などは小数点以下の数字まで報告しています。茨城県の検査も1ケタ台の数字がちゃんと報告されています。静岡県の検出限界は10ベクレルですが、それでも上記の県の検出限界よりは格段に低い。

もっとすごいのは栃木県。牛肉に関しては暫定基準値以下、としか発表しません。500ベクレル以下のセシウムならすべて安全。実際、つい先日も、鹿沼市の小学校給食をPRに利用して、県産の牛肉を小学生に食べさせていましたから。

結構気になったのは静岡県の牛肉。富士宮産のものだそうですが、セシウム合計で数十ベクレル、多いものは80ベクレルを超えています。栃木、群馬の牛肉が静岡と同等以上に汚染されていないことは無いだろうと思いますが、群馬はセシウム合計で50ベクレル未満、栃木にいたっては500ベクレル未満は表示もしないので、確実なことは分かりません。

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