以前にもポストで出しましたが、女川町からの放射性がれきは23区と多摩地域の清掃工場で焼却されます。そして、焼却灰は埋め立てまたはエコセメントに利用されます。
がれきはすべて可燃物。東京へ向けて、仙台市内の貨物ターミナルを9日に出発、品川区と大田区の清掃工場へ運ばれてから住民説明会を形ばかり開催し、焼却。
放射性セシウムの量は1キロあたり69ベクレルだったそうです。焼却するとこれが33倍に濃縮されるとのことですから、キロ当たり2277ベクレルの放射性セシウム灰の出来上がり。低いとは言い難い数字です。
読売新聞12月7日付け記事:
宮城県女川町で7日、東日本大震災で生じたがれきを、受け入れ先の東京都に向けて搬出する作業が始まった。
この日は町から委託された業者が、仮置き場に野積みされたがれきから、都が受け入れ対象とした木材などの可燃物を選別。放射線量測定で異常のないことを確認して、重機でコンテナに積んだ。コンテナはトラックで仙台市内の貨物ターミナルに運ばれ、9日に東京へ出発する。
県によると、女川町には44万トン以上のがれきがあり、都が受け入れるのは約10万トン。品川区と大田区の処理施設で受け入れ、放射性物質検査などで安全性を確認した後、住民説明会を実施。来年2月から本格的に搬入を開始する。
搬出されたがれきは東京湾の埋め立て地で最終処分する。都は2013年度末までに岩手、宮城両県から約50万トンを受け入れる方針を示している。
宮城県は2日、東京都が受け入れを決めた宮城県女川町の災害廃棄物の搬出作業を7日に開始すると発表した。搬出量は2013年3月まで計約10万トンを見込んでいる。
県震災廃棄物対策課によると、分別された木くずなど試験焼却用の可燃物140トンを今月中に大田、品川両区の清掃工場に運ぶ。女川町内の仮置き場からコンテナに積み、JR貨物で輸送。10日に都内に到着する予定。
搬出する廃棄物の放射線量検査は、同町の選別作業場で空間線量を測るほか、廃棄物を積んだコンテナごとに行う。
町が8月に実施した検査では、木質がれきの放射性セシウム濃度は1キログラム当たり69ベクレル。焼却した場合でも、国が埋め立て処分を可能とした基準値(1キログラム当たり8000ベクレル)を下回るという。
都は13年度末までに岩手、宮城両県のがれき計50万トンを処理する方針。既に宮古市のがれきを受け入れている。宮城県内で発生したがれきを東北6県以外で処理するのは今回が初めて。
そんなに「安全」だというなら、なぜ現地で処分しないのか、私にはまるで分かりません。
都民に残された抗議行動は、東京都から出て行くことぐらいなんでしょうか。
>都民に残された抗議行動は、東京都から出て行くことぐらいなんでしょうか。
ReplyDelete震災までお世話になった町「TOKYO」。
マスクもせず、傘も差さずに歩いている「子供」を見るとなぜか涙が流れてきます。
http://www.shinjuku-ohdoori.jp/livecamera.html
http://www.koen-dori.com/townmap/
http://www.onoden.co.jp/index.php?main_page=page&id=53
。・゚・(ノД`)・゚・。笑一笑
石原知事は、もはや老害というしかないですね。
ReplyDelete都民の健康、安全を考えない知事ってなんなのと思います。
>都民に残された抗議行動は、東京都から出て行くことぐらいなんでしょうか。
ReplyDelete転職前線に異常ありです。
友人のヘッドハンターから聞きましたが、外国人で本国や他国でのポジションが見つかった人は東京を去っています。ので、東京ではバイリンガルのポジションが沢山空いています。