明日の朝(7月14日)株式市場がオープンする前に、最近とみにニュース、ブログをにぎわしているゴールドマン・サックスが第二四半期の決算報告をします。アナリストの予測は、一株当たりの収益3.542ドル。サブプライムに端を発した金融危機を予測して一躍有名になった元オッペンハイマーのアナリスト、メレディス・ホイットニーが、唯一ゴールドマンに「買い」の評価を付けています。
私の株分析ブログにゴールドマンのチャートを出しましたので、よろしかったらご覧ください。去年の11月から続いていたチャンネル(青い2本の平行線)から4月に脱出したものの、150ドル近辺で抵抗にぶち当たっています。ここ1ヶ月のロウソクのフォーメーションはダブルボトムでこれはBullishなのですが、4月以降株価は上昇しているにもかかわらず取引量は減少、RSI、MACDも下降線と、いわゆる "negative divergence" を形成しているのではないかと思われます。
当のゴールドマンを筆頭にコンピューター・トレーディングが市場の過半数を占める今となっては、株価分析手法など何の意味もない、と言い捨てるプロも増えていますね。私はパターン認識が面白いので、意味がないと言われようとなんだろうと分析していますが、市場操作にもかかわらずパターンが浮上してくるということは、これはいわゆる "emergent behavior" なのではないか、と思っています。
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