Thursday, April 14, 2011

Amazonの「ほしい物リスト」を使った被災地へのデリバリーシステム

目指せ、政府をあてにしない復興。こんな試みが大成功しているようです。インターネットのおかげで、報道も既存の新聞やテレビの報道をあてにしなくても済むようになりました。

やじうまWatch4月11日ポスト

Amazonの「ほしい物リスト」を使った被災地へのデリバリーシステムが話題に

 この週末、都知事選とともに話題になっていたのが、Amazonのほしい物リストを使った被災地へのデリバリーシステム。避難所が Amazonでアカウントを取得してほしい物リストを作って公開し、それを見た全国の人がギフトとして購入することでAmazonに現地配送してもらうと いう仕組みだ。既存のシステムを組み合わせただけのものだが、Twitter上で発案されたこのアイデアがAmazonの中の人に届き、実際に「陸前高田 市消防団高田分団のほしい物リスト」が作られるまでわずか半日あまりの出来事。義援金が被災地に届いていないことが繰り返し報じられた後だけにネットユー ザーの反応は早く、日用品から大工道具、電動自転車、空気清浄機に至るまで、リストに掲載されたさまざまなアイテムに支援が殺到、あっという間にリストが 空になっていた。本当に必要な物をすばやく届けるということにおいて、画期的なシステムと言えそうだ。実際にどんな物がギフトで送られたかは、以下リスト を「購入済み」で検索すると見ることができる。

◇陸前高田市消防団高田分団: ほしい物リスト(Amazon.co.jp)
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/2Q7C4QYL9PP4B/ref=cm_pdp_wish_all_itms
◇ツイッター x アマゾンで…(hamsterrific!)
http://d.hatena.ne.jp/mikayoshida/20110409


地図上に必要物資・支援要求を書き込めるサイトに地元の現役高校生が参加

 上記のAmazonデリバリーシステムとともに注目を集めているのが、地図上に必要物資・支援要求を書き込むことができるマップサイト 「311help.com」。支援者は「米」などの物資名で検索すれば米を必要としている地域がすばやくわかるという仕組みで、サイト自体はしばらく前か ら立ち上がっていたのだが、この活動に賛同した東北学院高校の学生有志がみずから聞き取りを行って情報を追加し始めたことが報じられ、あらためて注目が集 まった格好だ。その精力的な活動に、ネット上では「これは良いですね! 拡散します」「これが上手く利用されてほしいな」「ウェブってすばらしい!」と いった声が上がっていた。運営者である株式会社42の田原大生氏のTwitterでは、いまも多方面とのやりとりが行われている様子が読める。

◇必要物資・支援要求マップ 311help.com
http://311help.com/
◇必要物資・支援要求マップ 311help.comを作成しました(42 Blog)
http://blog.4-two.com/2011/03/311helpcom.html
◇東北学院メッセンジャー
http://tg-messenger.on.coocan.jp/
◇42 田原大生氏のアカウント(Twitter)
http://twitter.com/4_two


(h/t ろく)

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