乳牛の食べていた有機栽培の草に、福島第1原発からはるばる海を越えジェット気流に乗ってカリフォルニアまでやってきた放射性物質、セシウム134、セシウム137が付着し、乳牛のミルクに入り、ベイエリア(サンフランシスコの北、対岸からサンノゼの南までの地域)でオーガニック牛乳として販売された牛乳に入りました。
カリフォルニア大学バークレー校の原子力工学科が発表しました。ごく微量ですが、天然に存在する量ではありません。リンク先の注に、サンフランシスコからワシントンDCの往復の飛行機に乗ったときと同じ放射線量を浴びるには、この牛乳を12000ガロン、26000ガロンと飲まなくては同じにならない、と書いてありますが、だから安全、ということにはなりません。
本来ならば、このセシウムの量はほとんど検出不可能なのです。
バークレー原子力工学科の報告は、セシウムのほかにもヨウ素131、ヨウ素132、テルル132を計測しています。初めて放射性物質を検出しだしたのは、3月18日に出荷された牛乳、ちょうど福島第1原発の放射性物質がアメリカの西海岸に到着したころです。
さて、これは日本の先生方が安全だから飲めと強要できる代物じゃないですねえ。国も違うし。管政権が、風評だといってねじ込める代物でもなさそうです。
アメリカの酪農農家、オーガニック牛乳の販売者、消費者、東電と日本政府に訴訟を起こしたら、これは復興費がいくらあっても、年金からいくら金をまわしても、足りないでしょうね。カリフォルニアは世界有数の野菜、果物の産地でもあります。カリフォルニアの水道からも、原発事故から1週間たったころから放射性ヨウ素、セシウムが微量ですが恒常的に発見されています。
万が一アメリカから訴訟を起こされたら、日本政府が取れる手段はただ一つ、日銀が保有するアメリカの政府債券を全部売ってしまうぞ、とアメリカ政府を脅かして、訴訟を取り下げさせるくらいでしょう。
(ちなみに日銀が保有するアメリカ政府債券は、70兆円程度にはなるはずです。復興費に年金の金を掠め取るよりいいんじゃないかと思いますが?)
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This is just par for the course. This is the same type of numbers that
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5 years ago
到着したんじゃなくて元からあったけど
ReplyDelete検査してなかったと考えるべき。
http://www.youtube.com/watch?v=9U8CZAKSsNA
ヨウ素131(半減期8日)、テルル132(半減期3日)も出ていました。元からあった、はちょっと苦しいでしょう。
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