Monday, July 18, 2011

東京都の下水汚泥からいまだにヨウ素131検出

ヨウ素131の半減期は8日。福島第1原発から大量の放射性物質が放出されたらしいのは3月21日。それ以降出ていないのなら、ヨウ素131などはとっくに不検出になってしかるべきなのですが、東京都下水道局が発表している下水の脱水汚泥中の放射性物質はセシウムだけでなく、いまだにヨウ素131が検出されています。

最新の検査では、場所によっては(府中市小柳町、足立区宮城、稲城市大丸)、ヨウ素131の検出量が増加しています。

ヨウ素131の発生源は唯一つ、福島第1原発。管首相が福島原発の「収束が見えてきた」とおっしゃったそうですが、都下水道局のデータは見ていらっしゃらないんでしょう。

(Twitterを見ると、甲状腺治療に使うヨウ素の垂れ流し説もあります。)

東京都下水道局が公表しているデータから、ヨウ素131だけを取り出して表にまとめてみましたので、ご覧ください。単位はキロ当たりベクレル。一番古いデータが5月11,12日の検査です。多分一番ヨウ素131が出ていたであろう3月下旬から4月いっぱいのデータは、存在しないようです。(少なくとも公開していませんね。)

ちなみに、この汚泥を焼却した後の焼却灰からはヨウ素131は(清瀬を除いて)不検出です。(焼却炉の煙突から外へ出ているんでしょうか。フィルターではヨウ素は取れないと聞きましたが。)

(H/T 院長先生

2 comments:

  1. 病院から垂れ流しっていうか
    アイソトープは外来治療できるんだから
    そこら近所のトイレでもシッコで出ちゃいますでしょう。数日くらいは。

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  2. 表にするとわかりやすくなりますね。

    どうするんでしょうか。ヨウ素内服していた方がよいのかさえ、私には分かりません。少なくとも、ヨウ素剤を外用しておいた方が良さそうな気がしますね。

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