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Friday, September 2, 2011

有志による東京都内放射線地表汚染マップ

5月中旬時点の、地上レベルの測定です。こういうことをなさっていた方々がいらっしゃるんですね。大きな地図で見るには、このリンク




より大きな地図で 有志による東京都内放射線地表汚染マップ を表示

Wednesday, June 8, 2011

東京の放射能汚染はすでに二次汚染段階

英語のブログに、東京都大田区の「南部スラッジプラント」で計測された、福島県飯舘村並みの空中放射線量の記事を出しましたが、同じく東京都、江東区の「東部スラッジプラント」は汚泥の焼却によって周辺地域に放射性セシウムを撒き散らしているようです。東京東部の空中放射線量は東京の他の地域に比べて高い値をずっと示してきましたが、汚泥処理プラントから無制限に出ていたセシウムの影響だとは。

「江東こども守る会」が独自調査を行わなければ、誰も何も言わず、そっと高放射能汚泥を燃やし続けていたんでしょうか。そうなんでしょうね。

(H/T東京茶とら猫 南部と東部のスラッジプラントについてのポストが出ています。)

東京新聞6月8日付け記事

江東区の保護者でつくる「江東こども守る会」は七日、都庁で記者会見し、都の汚泥処理施設「東部スラッジプラント」(同区新砂三)近くのグラウンドの土から高濃度の放射性セシウムを検出したとする独自調査の結果を発表した。

 調査は、同会が神戸大大学院の山内知也教授(放射線計測学)と実施。検出されたセシウムは一平方メートル当たり二三万ベクレルで、放射線障害防止法で、放射線管理区域からの持ち出しが制限される汚染基準の約六倍という。また、プラント周辺と同区の荒川、旧中川沿いでは、放射線量が毎時〇・二マイク ロシーベルトを超える地点が多くあった。山内教授は「値が高い地域の位置と風向きを考慮すると、下水を通じてプラントに集まった放射性物質が処理過程で再 び大気中に放出されている可能性が高い」と主張。同会は同日、プラントの稼働停止と調査などを求め、都に要望書を提出した。

記事中の山内教授の報告書はこちら

報告書からの結論抜粋:

5月21日と22日の測定結果に基づいて:

・江東区内では荒川や旧中川沿いで汚染レベルが高いという傾向が確認された。最も高い汚染が確認されたのは東部スラッジプラントの近傍であって、下水を通じて集められた放射能が汚泥の処理工程を通じて再度大気環境中に放出される結果になっていることが指摘できる。

・すなわち、ホットスポットは3月15日当時に生じたのではなく、今現在も「再生産」され続けていると見られる。5月25日の測定は、卓越風が東部スラッジプラントから荒川を遡上する方向に吹いているという事実に照らして、根本的な放射能汚染源は東京電力福島第1原発であるとしても、放射能汚染の拡大は既に2次的なレベルに進行しており、下水を通じで集められた放射能が東部スラッジプラントから再び放出されることによって、東京近郊のホットスポットが生産され続けているという見方を支持するものである。(報告書第1報「放射線量について」より)

測定結果のまとめと評価

・江東区内のうち荒川沿いにある、「東部スラッジプラント北グラウンド」及び「大島小松川公園わんさか広場」の土壌汚染を調べたところ、それぞれ、2,300Bq/kg及び 1,500 Bq/kgという高い汚染が確認された。これらは東部スラッジプラントの風下に位置する。・試料は10 cm四方から採取したので、セシウムが深いところに浸透していないとすれば、2,300 Bq/kgは230 kBq/m2(23 Bq/cm2)に、1,500 Bq/kgは150 kBq/m2(15 Bq/cm2)に相当する。放射線施設内の人が触れる物の表面密度限度は40Bq/cm2とされているが、その1/10を超えて汚染した物(4 Bq/cm2)はみだりに管理区域から持ち出さないことが求められている。

・子供達が野球などで泥まみれになりながら汗を流し、人々が憩いを求めて集う場所の土壌として相応しい物では決してない。早急な環境の改善が必要である。

Wednesday, June 1, 2011

日本共産党都議団が128箇所で計った東京の放射線量

日本共産党東京都議会議員団が5月6日から25日の間に都内延べ128箇所で測定した放射線量のまとめが出ています。

(以下ウェブサイトからのコピー)
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2011年5月25日      
日本共産党東京都議会議員団


 日本共産党都議団は、5月6日より25日までの間、専門家の協力も得て、都内全域で放射線量測定を行いました。


調査の特徴


  1. 都内全域を約10km四方メッシュに区切り、山間部を除き、ほぼ全域でのべ128カ所を測定した。

  2. 放射線量が高かった東部地域については、約5km四方メッシュに区切り、延べ55ヵ所を測定した。

  3. マスコミ報道で「やや高い」と報道された新宿区で8ヵ所、豊洲周辺地域で23ヵ所測定した。

測定結果について(単位は全てμSv/h)


  1. 東京都健康安全センターが地上18mでおこなっている環境放射線量測定によると、5月の一日単位の平均値は、0.068~0.062であった。同 センターによると地上1mでもほぼ同様の値であったとしている。しかし、私たちが地上1mでおこなった測定では、この程度の濃度だった地域は大田区、杉並 区、町田市など、都内全域で見るとごく限られた範囲であった。比較的高い地域は、青梅市、あきる野市、練馬区が0.09台、江戸川区~江東区の湾岸地域が 0.1台、最も高い地域が足立区~葛飾区で0.2~0.3台である。・・・資料①

  2. 足立区、葛飾区、江戸川区など東部に0.18~0.39など高線量率の地域が集中している。豊洲埋立地の高線量率も、東部の高線量率地域と連続するものと考えられる。この地域で地上0mで測定した結果、0.618という地点があった。・・・資料②

  3. 江東区から練馬区を結ぶ線以東の地域は年間1mSv以上の放射線量となっている可能性がある。・・・資料③

  4. 新宿区内、それも約3.5kmという限られた範囲内の測定でも、0.066~0.116と大きな開きがある。・・・資料④

  5. 同一地域で見ると、草地上部、木立周辺の放射線量が他に比較して高かった。

測定方法など

  • 基本的には地上高約1mで測定値を10秒間隔で10回読み取り、その平均値を算出。地表面も測定した地点もある。
  • 測定日は、2011年5月6日~25日。
  • 測定器は、ALOKA PDR-101型 ポケットサーべイメーター
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資料、ということでPDFファイルで添付している資料の画像もお出ししておきます。測定値は確かに東部の区で格段に高いです。

資料1

資料2

資料3

資料4

Tuesday, May 31, 2011

ゲストポスト:「都に頼らず、区や市に詰め寄ろう」

東京の茶とら猫さんの6月1日付けポスト

つい今しがたNHKで「東京都の住民からきめ細かい放射線測定をしてほしいという要望が高まっているのを受けて、区が独自に放射線量を調査してHPに公表する動きが広がっている」というニュースをやっていました。詳細はこちら

【すでに実施している】
足立区
(10年前から実施)

【今月から測定開始】
葛飾区、板橋区、台東区、江東区、渋谷区


【今後測定予定】
墨田区、品川区、世田谷区
(東京の市部はどうなってるんだー!F市なんて公園だらけだぞー!)

なかでも板橋区は、区役所周辺の線量のみならず、小学校、保育園、公園のそれぞれ1か所を抽出して校庭の土や砂場の砂、プールの水を採取して専門の業者に分析してもらうとのこと。ナイス!

前にも書きましたが、東京都のオフィシャルな測定サイトは新宿区の東京都健康安全研究センターただ一箇所。しかも、先月下旬からスタートするとヤジマさんがいっていた土壌調査の結果はまだ公表されていません。ただ、以前は地上18mの屋上でしか測定していなかった空中放射線量を、おとといの5/30から地表1mでも測定するようにしたようです(測定結果はこちら。背景にはこんな事情があった模様)。

ともあれ、先日のヤジマさんの回答(詳細はこちら) からもわかるように、東京都にきめ細かい対応を期待するのは無理そうです。みなさん、とくに小さいお子さんがいるご家庭で心配な方は、各区や市にじかに要 望しましょう。すでに始めている区がこれだけ現れてきたからには「よその区ではやっているじゃないの、このすっとこどっこい!」といって詰め寄れますよ ね。とくに板橋区の取り組みは全都に広がってほしいものです。

危ないのかどうなのか、安心していいのかどうなのか、考える元になるデータがないことには始まりませんもんね。

更に言えば、同じ区でもいわゆるマイクロ・クライメート(Micro-climate)、実に細かい気象の変化が影響を与える場合もあり、実際区に一箇所では到底足りないのです。区や市に「詰め寄る」際に、もう一押し、アイデアだけですが、いかがでしょう?

  • 市民レベルで、ある一定の区域の小中高校、幼稚園、保育園に市民一人ずつ、線量計を持った担当を決め測定方法を統一し、それを区や市に追認させる。

  • 市民が計った放射線量を区や市がまとめて出せるシステムを作る。

  • 区も市も通さず、市民が測定をアップできるまとめサイトを立ち上げる。

まあ、要するに、区も市も頼らない、ということです。

ちなみに、次の記載は、区内の農場で栽培された野菜から放射性物質が検出されたにもかかわらず独自測定は計画していなさそうな江戸川区のものです:

都内の放射線量は平常範囲です

更新日: 2011年5月27日
健康への影響がない数値です

 東京都健康安全研究センターでは、福島第一原子力発電所の事故後の大気や降下物(ちりや雨)、水道水の放射線量を測定し、公表しています。いずれの測定結果も、国の厳しい基準に照合して、健康への影響がない数値でした。全国のほとんどの地域も同様です。

 放射線量を正確に測定するため、さまざまな影響を受ける地表付近を避け、地表から18メートルの地点で測定しています。3月15日は1時間平均で 0.496マイクロシーベルトでしたが、4月20日以降は平常時の0.028~0.079マイクロシーベルトの範囲に戻っています。なお、地表から50センチメートルの地点も4月26日に測定していますが、数値は0.08マイクロシーベルトで、地表18メートルの0.07マイクロシーベルトと比べてもほとんど差はありませんでした。

年間推定積算線量は基準の6分の1以下

 東京都健康安全研究センターでは、放射線量の推移や室内・外の生活時間から積算し、1年間に受ける放射線量を164マイクロシーベルトと推定しています。この数値は、国際放射線防護委員会が定めた「年間1,000マイクロシーベルト以下」という基準値の6分の1以下です。

 区では、今後もこれらの測定結果をチェックし、必要な対応を実施していきます。

3日前のデータだ、というのも寝ぼけた話ですが、「健康に影響のない数字です」と言ってその数字は出していません。新宿で計測される毎時0.06マイクロシーベルトが1年続いたとすると、積算線量は525マイクロシーベルトを超えます。1,000マイクロシーベルトの6分の1どころか半分以上です。また、年間1,000マイクロシーベルト(1ミリシーベルト)を基準としたのは国際放射線防護委員会ではありません。日本の法律です。

(You know what I mean? You can't rely on any government, national or municipal or city.)

福島第1原発の3号機が爆発して爆風が風に乗って東京に届く前は、東京都の18メートル屋上測定は0.03マイクログレイ(マイクロシーベルト)時ちょっと、現在の半分ぐらいでした。(このページの下のほうまでスクロールダウンしましょう。)それが東京都公式の数字でも倍、有志の測定では場所によっては現在の都の公式の数字の2倍から6倍の数字です。それを「健康に影響がない」と言い切れるのはさすがお役人。(そうそう、「直ちに問題はない」は枝野官房長官の口癖でしたね。)

以前にも出しましたが、原子力に携わる有志の方々による自主測定をまとめたサイト、放射線・原子力教育関係者有志による全国環境放射線モニタリングで、東京を含めた全国の多くの道府県データがダウンロードできます。(東京はこちら:http://www.geocities.jp/environmental_radiation/data/13tokyo.pdf)ざっと見た限り、5月の中旬からさほど下がっていませんね。

東京都下の区、市町村のサイトは、東京都がまとめてリンクを掲載しています。

Monday, May 16, 2011

東京都民の皆様へ:東京都内の放射線量、公式vs非公式

東京の公式の空中放射線量の測定は都内で一箇所、東京都新宿区百人町3丁目24番1号、東京都健康安全研究センターの地上から18メートルの屋上に設置された測定器によって行われています。

最新の値は、平均0.064マイクログレイ時(5月17日午前9時~9時59分)、センターはマイクログレイとマイクロシーベルトを同等としています。福島第1原発の3号機、4号機が爆発するまで、平均値は0.035マイクログレイ以下でした。

18メートルの屋上ではなく、地上では?新宿以外の場所の放射線量は?

公式にはそのようなデータはありませんが、非公式には結構出ています。YoutubeやUSTREAMで個人で線量計のライブビデオを出している方々から、放射線、原子力関係の研究者、教育者のボランティアが測定してまとめているサイトまでいろいろですが、後者のデータをご紹介しておきます。

サイトは「放射線・原子力教育関係者有志による全国環境放射線モニタリング」、東京都だけではなく、1府(京都)17県を除く全国のデータをまとめています。データはほとんど、地上100センチのところで測定した空中放射線量です。サイトのマップで県名をクリックするとPDFファイルがダウンロードされます。

東京のダウンロードはここです:http://www.geocities.jp/environmental_radiation/data/13tokyo.pdf

測定値を見ると、新宿百人町のビル屋上に比べて低い場所もありますが、高い場所の方が多く、それも多少どころではなくとんでもなく高い場所が1箇所。ご参考までに、各測定場所の最新値を以下に書き出しておきます。都庁を信用するしないの問題ではなく、皆さんが普段生活する場所、あるいはそれに少しでも近い場所、似た場所の、生活する高さで測定された値を知っておくのは有効だと思います。

中央区京橋: 0.071マイクロシーベルト時、5月10日、地上100cmコンクリート
昭島市玉川町: 0.061マイクロシーベルト時、5月9日、地上100cm芝生
文京区本郷: 0.14マイクロシーベルト時、5月10日、地上100cmアスファルト
文京区本郷: 0.094マイクロシーベルト時、4月21日、地上100cmコンクリート
港区港南: 0.083マイクロシーベルト時、4月28日、地上100cm植栽
葛飾区金町2: 0.359マイクロシーベルト時、5月10日、地上100cm砂
練馬区下石神井: 0.074マイクロシーベルト時、5月6日、地上100cm土
世田谷区赤堤5丁目: 0.059マイクロシーベルト時、5月8日、地上100cm土
渋谷区代々木2丁目: 0.114マイクロシーベルト時、5月10日、地上100cm、コンクリ板舗道
世田谷区喜多見: 0.065マイクロシーベルト時、5月10日、地上100cm芝生
八王子市台町: 0.078マイクロシーベルト時、5月11日、地上100cm土
府中市白糸台6丁目: 0.091マイクロシーベルト時、4月30日、地上100cmアスファルト
千代田区北の丸公園: 0.085マイクロシーベルト時、5月10日、地上100cm土
隅田川清洲橋: 0.067マイクロシーベルト時、5月10日、橋上100cm石
世田谷区玉堤: 0.063マイクロシーベルト時、4月11日、鉄筋コンクリートビル5階
町田市: 0.069マイクロシーベルト時、4月28日、地上100cm土
箱崎エアターミナル(中央区日本橋箱崎町): 0.085マイクロシーベルト/時、5月10日、地上100cm石、高速の下
中央区日本橋中洲: 0.111マイクロシーベルト時、5月10日、地上100cmアスファルト
新宿区西新宿: 0.124マイクロシーベルト時、5月10日、地上100cm片道4車線道路の歩道
品川区東品川: 0.084マイクロシーベルト時、4月30日、地上100cm土

葛飾区の金町の値は、一年これが続くとすると、年間で積算3.142ミリシーベルトになります。西新宿でも1.086ミリシーベルト。屋内では線量が減る、と言われていますが、どれだけ減るのかはどうも議論の余地があるようです。

USTREAMに、葛飾のアパートの2階の室内で測定しているライブビデオが出ていますが、室内で0.16~0.20マイクロシーベルト時が出ています。