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Friday, February 24, 2012

報道ステーション:南相馬の高線量「黒い物質」の正体は?

南相馬市で昨年末から発見が報告されている「黒い物資」から放射性セシウムがキロ当たり100万ベクレル以上検出されたことを受け、2012年2月23日放送の報道ステーションでこの物質の正体に迫る?という報道がありました。

その正体は、「藍藻(らんそう)」??

藍藻は「藻」と名が付いているものの、実はCyanobacteriaと呼ばれる真正細菌。全世界に広く分布しています。東北大学の鈴木三男教授、神戸大学の山内教授とも、この微生物による生体濃縮でセシウム濃度が高くなっている可能性を指摘しています。

素人の私が疑問に思ったことを順不同で羅列してみます:

  • アルファ線、ベータ線の線量が高いようだが、アルファ、ベータ核種の同定は行う予定があるのかどうか?

  • 藍藻はそれこそあらゆるところに存在するが、これがセシウムを濃縮しているのは南相馬市だけなのか?福島の他の市町村では同様の物質が発見されていないのか?

  • 発見されていないとしたら、なぜ南相馬市だけが特別なのか?

  • このような高線量の物質が遍在する場所を高圧洗浄機その他の機器を使って除染などして安全なのか?

  • 黒い物質と藍藻は別々に存在していたのではないか?黒い物質が吹き溜まったところに水が滞って藍藻が育った、ということではないのか?



最初にこの物質の写真を見たのは「消えない夜」というブログでした。黒い、非常に細かい砂のように見えました。

私は南相馬市でも「除染」に使っているタイプの高圧洗浄機を使ってコンクリ、アスファルト、家の外壁を洗浄したことがありますが、あれは「洗浄」というよりコンクリ、アスファルト表面を水圧でこそげ取るのです。高圧で洗浄した後に水圧を下げて表面に水を流すと、表面の土ぼこりなどの汚れのほかに、コンクリ、アスファルトが削られて出来た細かい粒子が流れていくのが見えます。目の粗いアスファルトは水圧を高くしすぎると表面が吹き飛んでしまいます。家の外壁も同じで、外壁が木の場合、水圧に注意しないと木目に沿って削れてしまいます。要するに、水を使った「研磨」なのです。

報道ステーションでも、「南相馬だけじゃないかもしれない、他の場所でも発見されているのかもしれない」と言っていましたが、発見されたという話は聞きません。もっとも、群馬大の早川先生などは、線量がある程度高い場所の土壌を1ミリ削ればあんなものだ、といってらっしゃったツイートがあった気がします。

ただ、早川先生のおっしゃるとおりだとしても、なぜ南相馬市であのように吹き溜まっているのかの説明は付きません。

Saturday, January 21, 2012

米国CBSニュース: 福島県南相馬市の除染風景

2012年1月16日、米国のCBSニュースで放映された、南相馬市での除染の様子です。日本でも福島の除染風景はたまにテレビ、新聞等に画像が出ているようですが、実際の作業を間近でご覧になったことがない方もいらっしゃるかと思い、ビデオをお出しします。

小学校の校庭の表土を剥いでそれを校庭を掘り下げて埋め立てる、何の意味があるのか私にはよく分からない風景です。



ビデオ全訳:

福島第一原子力発電所の事故を引き起こした地震と津波から、すでに10か月です。今日、駐日アメリカ大使が原発を訪問しました。CBSのルーシー・クラフトが原発周辺の危険な立入制限区域に入り、なかなか目にすることのできない除染作業を見てきました。

政府が設定した立入禁止区域の中に入るには、バイオハザードに対応できるつなぎと、フェースマスクを身につけなくてはなりません。放射線量のとくに高いホットスポットを見つけられるように、ガイガーカウンターを持って行きます。

緩やかに起伏する草地と柿の木を過ぎていきます。ほぼ1年前に起きた原発事故のせいで9万人が避難したために、今は静かです。

私たちが向かうのは、福島第一原発から10マイル[約16km]北の地点。その場所で日本政府は、人間が戻っても安全なレベルにするために地域の大掛かりな除染作業をスタートさせました。

南相馬の町の除染現場に来ています。実際に土をどのように除染するかをここで見学します。

作業の目的は、建物から放射性粒子を除去するとともに、コネチカット州の面積[約1万3,000平方キロメートル]に相当する広さの土からその上部を取り除くことにあります。放射線量は依然として危険なほど高いレベルです。

彼は、この地域の線量が毎時約3マイクロシーベルトであると説明しています。ほかの地域と違って、ここはおもに住宅地です。

マイクロシーベルトは、空中の放射線量を示す単位です。3マイクロシーベルトであっても、許容レベルの75倍も高い数値です。

放射性セシウムは小枝や葉に溜まりやすいため、ぜんぶ取り除く必要があります。

高線量になりやすいもうひとつの場所が屋根です。高圧の水で洗浄します。しかし、行政が最も頭を痛めているのは小学校の除染です。

これらの袋には、上部数センチ分の高レベル汚染土が入っています。これから、ほかならぬ学校の敷地内に埋められる予定です。

今回は校庭に埋めます。捨てる場所がないので、危険な廃棄物を掘り出した場所に埋めることになります。それで空中の線量は下がります。

日本原子力研究開発機構の広報担当者は、「放射線量を下げることで、子どもとその親に一日も早く戻ってきてもらえるよう説得したいと思います」と語りました。

それは難しい説得になるでしょう。年配の夫婦はリスクがあってもたいていは家に帰りたがりますが、多くの家族は二度と戻るつもりがないと言っているからです。

立入禁止区域を出るときには、全員が入念な放射能チェックを受けます。異常は見つかりませんでした。

今回見学した除染は試験的なものですが、日本政府は今年中に本格的な除染活動を始める予定です。

CBSニュースのルーシー・クラフトが福島からお伝えしました。

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(H/T 東京茶とら猫)

Saturday, January 14, 2012

南相馬のぬまゆさん(沼内恵美子さん)の症状は「ストレス原因の自己免疫疾患」?

先日、ジャーナリスト岩上安身さんが福島県南相馬市在住の”ぬまゆ”さんこと沼内恵美子さんをカメラインタビューなさいました。残念ながらビデオは一般無料公開ではありませんが、書き起こしをなさった方がいらっしゃり、内容を詳しく知ることが出来ました。

インタビューの後半部では、NHKのドキュメンタリーで一躍名を挙げた獨協大学准教授の木村真三さんが沼内さんの症状を解説しています。その部分を下にご紹介します。(リンクは書き起こしを掲載してまとめた掲示板の方が挿入されたようです。)

63:30~  木村真三氏へのインタビューに切り替わる

岩上氏:
沼内さんの場合は放射線によるものか、それともストレスによるものか、あるいは、その他の何かによるものなのか、どう思われますか。

木村:
まず考えられるのが、ストレスによる自己免疫系疾患http://www.yakuji.co.jp/entry9135.htmlが大きいのかなと考えられますね。
歯が抜ける、爪がはがれる、髪が抜け落ちるというのは、自己免疫疾患の炎症反応の一種であろうと。
で、紅斑も、それに付随するもので、皮膚の炎症が起きるから紅斑が広がっていくというように考えます。

その自己免疫系疾患の原因として考えられるのが、ストレスであろうと。
そのストレスというのが放射線に対する恐怖というのが、時間をおいて、すぐに出てこないわけですよね。

人間の体というのは、タイムラグをおいて、発症するまでの時間が極度のストレスを受けた後に出てくるわけです。

で、夏までの非常に強いストレスが、秋から季節変動によって出てきたというのは、季節変動によって出てくる可能性が十分あるというように考えますが、ストレスというのも原発事故に由来するわけですから、放射能でなくても原発事故の被害者であるわけです。
それは確かであろうと思います。

ただ個体差があります。
個体差によっては感受性が非常に強かったり、そういう場合には、このようなことが起きるかも知れない。
で、それが内部被曝による影響が強かったかもしれないし。

レントゲンとか、健康診断を受けたことがないような人ではないと思いますので、外部被曝は、ある程度まで被曝したことはあるとは思うのですが、それに何ら影響がなかったとしたら、何らかの内部被曝の影響があるのかもしれない。

南相馬でも、僕は3月28日に浪江町から相馬のほうに行くときに、国道6号線が使えないので、県道15号線だったかを通っていったんですが、そこでも分断されていたので、裏道を通ったときに、150マイクロシーベルトの場所があったわけですよ。

そういう地域に住んでいたとしたら、(沼内さんのような症状が出るということは)ありえるとは思います。
住んでいる場所によって、いちがいには言えないので分らないんですが。

ストレスが影響するというメカニズムまでは分らないと思うんですよ。

ただ、私や岩上さんは、非常にストレスに強いほうだと思うんですよ。
強い人間からは分らないんですよ。

ウサギだって、飼い主がいなくなれば淋しさで死んでしまうという話があるくらいですから、同じことが人間にあってもおかしくないわけじゃないですか。
それだけ、ストレスというのは大きいわけですよ。

特にストレスに対しては女性のほうが感受性が強いんですよね。
これは良い意味でも悪い意味でも感受性が強い。

その感受性のせいで、自己抑制がしにくいというのも女性の特徴なんです。
そういう特徴も含めた上で、ストレスというのは妥当なんではないかというふうに考えます。

岩上:
自己免疫疾患が起きると、歯とか爪とか、そういうものを(自分のものでありながら)異物として捉える、という、それについては。

木村:
免疫低下によって、感染症が拡大すると、やはり免疫が賦活化します。
賦活化すると、それが手当たり次第に攻撃を始めるわけです。

今まで自分の体として認識していたものが、認識しなくなって、これを外敵と認識してしまう可能性が高いわけですよね。

そういう自己免疫系疾患というのは、たとえばリウマチであったり、IgA(アイ・ジー・エイ)腎症、http://www.nanbyou.or.jp/entry/41※イムノ・グロブリンAという抗体があるんですが、扁桃体で作られるもので、それが大量にできると今度は腎臓を攻撃するんです。

そのように自己免疫系疾患が出てきたり、さまざまな病気が出てくるんですよ。

※イムノ・グロブリン(Immuno globulin=免疫グロブリン)
http://kotobank.jp/word/%E5%85%8D%E7%96%AB%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%B3+%28immunoglobulin%3A+Ig%29

ですから、ストレスによって今度は腎臓病にもなってしまうという、さまざまな病気があってもおかしくないわけですよ。

炎症反応が出てきている、ということなので、自己免疫系疾患の可能性が高いな、と踏んだわけです。

沼内さんは女性、女性はストレスに感受性が高く自己抑制がしにくい、そのため夏までのストレスが(どういうわけか)自己免疫疾患を引き起こし、その結果秋以降歯、爪、髪などが抜け落ちる。放射線の影響である可能性も無いわけではないが、まずは自己免疫疾患だろう。

素人(私)の誤解を承知で敢えて要約すると、こんなところでしょうか。

(実際のビデオは上掲の掲示板のポストに情報が出ています。沼内さんは闊達な方ですね。声もドスが効いている、低音のアルト。落ち着いた話し方です。)

Monday, December 5, 2011

福島県南相馬市の小学校の除染風景: 父兄による雑巾がけ

南相馬市は東大の児玉龍彦教授と協力して学校、幼稚園などの除染を進めていた、というのが私の認識でしたが、「除染バブル」を政府が作り出す中、やっぱりしゃしゃり出てきた文部科学省、日本原子力研究開発機構。南相馬市の小学校で、父兄に「除染」をやらせている風景が、読売新聞の福島地方版に出ていました。

さて、どんなハイテク技術でしょうか?

え?雑巾がけ?(ああ空しい。)


読売新聞福島版12月4日付け記事:

東京電力福島第一原子力発電所の北21キロ・メートルにある南相馬市原町区の市立太田小学校(林弘美校長)で3日、放射線量を低減させるため、専門家の指導を受けて地元住民らが除染作業に取り組んだ。

 文部科学省が学校の除染を支援する事業の一環で、今回が初めての実施。指導には日本原子力研究開発機構の放射線専門家があたった。

 参加した地元住民ら約130人は、「ほこりが飛び散らないよう一方向に拭いてください」などのアドバイスを受けながら、教室の壁や床、窓ガラスなどを雑巾で拭いていった。

 同小は、立ち入り禁止の警戒区域内にある学校を除くと、市内で最も原発に近い学校。震災と原発事故の影響で児童の約3分の2が避難し、残った児童44人は市内の別の小学校で授業を受けている。校舎の改修が終わる来年1月に授業を再開する予定で、今月17日にも大規模な除染作業を行う。

 除染に参加した同市原町区の板倉徳広さん(62)は、「孫たちが安心して勉強できる環境をつくりたい」と話していた。

何かやった気になる、と言うのが大切なことなんでしょう。放射性物質をその辺にこすり付けているだけのような気がしますが。

日本原子力研究開発機構の専門家が良く知る「除染」は、きちんとした放射線管理下にある施設で高濃度の放射性物質が少量漏れてしまった場合の除染ではないかと推察しますが、放射線管理も何もなく、低濃度の放射性物質が限りなく漏れている状態での除染は経験があるのでしょうか。

Monday, October 24, 2011

ドイツWDR(西ドイツ放送局)、Weltweitの番組:「死の地域に生きる」

Sievert311さんアップの、西ドイツ放送局(Westdeutscher Rundfunk)の番組のビデオです。

南相馬市に住み続ける人々とその人々を支えるボランティアを追ったドキュメンタリー。

個人的には、ここまでして住むようなところではない気がします。危険を承知して住んでいる、と言うよりは、危険が無いという行政の言葉を頼って住んでいる、という感が。また、行政も「安心」のイメージを住民に売り込むべく、ホールボディカウンター、「除染」などの事業を行っているような。

書き起こしがこのサイトにあります。そこから大いに気になったところを抜粋:

いずれにせよ、福島産の食品は南相馬よりも他県での方が売れると店主は言う。
「福島から遠い所の人ほど、あまり深く考えていません。
東京では福島産の食品はよく売れます。
福島を応援しようと言うのです。
ここではみんな放射能の恐ろしさをよく知っていますから、福島産の食品を買うお客さんはほとんどいません。」

南相馬の週末
町はロックコンサートを催した。
人々が毎日の不安を忘れ、楽しめるように。
短い間でも

「いつも家にばかりいて、他の人に会うことがほとんどありません。
すごく楽しいです。」
南相馬の市長も参加して、
市民を守る約束をした
しかしどうやって? 三浦万尚さんは懐疑的だ。

「市長は人々の味方のように振舞っていますが、何も行いません。
子供達の検査もひどいものです。もっと正確に行わなければいけません。
ここでは誰もマスクをしていません。何も問題がないかのように見せたいからです。」

三浦さんはマスクを配った。人々に危険を教える義務を感じているのだ。
しかし主催者にパニックをふりまくなと抗議される。せっかくの晴れた楽しい日なのに…

そして、

羽田さんは絶望している。

繰り返し家の除染を試みてきた。
屋根も洗ったし、庭の土も取り除いた。
木の幹まで洗って、線量は数週間下がっていたが、
再び上がり始めたのだ。

何故逃げないかって? 私の家族は千年もここに住み続けて来ました。
「逃げるわけにいきません。死ぬまでここに留まらねれば…」
「やるせないです。ここの人々は土地との精神的な絆が深いのです。
早く逃げなければいけないのに逃げられないジレンマがあるのですね。」

国敗れて山河も破れ(放射能汚染)、残っているのは「人」だけなのだと思いますが、その破れた「山河」に固執して、その後に残るのは、何でしょうか?

(ああ忘れるところでした。年間1.2シーベルトの被曝でもまったく安全、という学者の方もいらっしゃるのでしたね。)

ビデオで、ドイツ語ナレーションのの日本語翻訳は合っているように思いますが、ところどころ、ビデオ中の人物の発言のドイツ語の翻訳が発言内容と必ずしも合っていない箇所が見受けられます。ドイツ放送局の意図はまあ分かりますが、発言内容を素直にまとめてくれても効果は同じだったろうにと思います。(もっとも、私のドイツ語は初級のZDが取れた程度ですから、単なる勘違いかも知れませんね。)


Monday, October 3, 2011

南相馬市の幼稚園除染:放射線量は下がったか?

東京大学アイソトープ総合センター(児玉龍彦教授)の協力で市内の除染作業を独自に進めている南相馬市ですが、厳しい現実は神戸大の山内教授が福島市渡利地区の除染を評価した結果とどうも同じことになりそうです。

つまり、除染は汚泥を取り除くにとどまり、放射能を取り除く、という本当の意味での「除染」は出来ていない。

南相馬市のサイトに、市職員が7月30日に行った石神第二幼稚園の除染作業について、除染前と除染後の評価をまとめた結果が載っています。

まず「除染作業調書」をみると、

  • 屋上の排水溝は33マイクロシーベルト時の高線量だった(7月30日の作業時点で既に除去済み)

  • 室内の放射線量は1cmより2mのほうが高い

  • 放射線量が下がった箇所は屋上の排水溝、滑り台の下

  • 建物の洗浄は放射線量の低減にはつながらなかった

  • アスファルト素材は高圧洗浄機による洗浄でも放射線量は下がらず

  • 近くの住民から除染作業の水しぶきが敷地内に掛かった、と苦情、連絡が徹底していなかった(というより事前に通知していなかった模様)



そして、実際の放射線量測定地図を見ると、

  • 除染前と除染後の放射線量に違いが見られるのは雨樋の下、排水溝など

  • 除染後、放射線量が上がった箇所(園庭中央、駐車場)

  • 大きな差がなかった箇所(園庭の遊戯具、室内)


室内の放射線量が変わらない、しかも50cm高よりも2m高の放射線量が高い、というのは、まさに山内教授が指摘されるとおり、コンクリートの屋根は高圧洗浄機を使っても除染できないので線量が下がらず、従って室内の、それも高いところの線量が下がらない、ということなのでしょう。

このときの除染はあくまで「緊急除染」ということで行われたはずですが、いわゆる「本格的な除染」というものが一体どのような作業なのかすら、現時点では模索中、というのが本当の所ではないでしょうか。この幼稚園に園児が通いだしているのかどうかは存じません。通っていないことを望みます。

原発20~30キロ圏内の避難準備地域は一斉解除になりました。「除染」とやらが出来ようが出来まいがお構いなしに、住民は帰還することが前提となっています。

国家財政が破綻している、ということは何とも情けないことです。肝心なときに使うお金が無いために、あの手この手で基準を作り基準をいじって本来安全でもなんでもないものを安全と呼び、人を原発の放射線管理区域よりも汚染された広い地域に住まわせ続ける。そのくせ国は、ない金をいくらでも使って(とりあえず5000億円)福島県の産業振興に努めるとか。

(ちなみに福島県の本年度予算は当初予算約9000億、補正予算をあわせると現在約1兆6千億円ほどです。10月3日に新たに2000億円計上されています。)

どうせ借金を重ねてつけを国民に回すのならば、住民の方々を避難させるのにお金を使ってもらいたいと思うのですが、それでは利権の取り合いも談合もできませんからね。面白みがないのでしょう。

Saturday, September 24, 2011

神戸大学山内知也:福島市渡利地区、「除染はできていない」

神戸大学大学院海事科学研究科の山内知也教授(放射線物理、放射線計測)による9月20日付けの報告書は、福島県福島市渡利地区の除染の効果を調べたものですが、教授の結論は多分地区の方々、福島市民、福島県民および東日本の方々が聞きたくないことでしょう。

除染が出来てない、というだけでなく、今のやり方ではやってもほとんど無駄、やらないと天然濃縮で放射線が上がり、実際に除染、つまり放射能を除去する、ということがそこに人を住まわせたまま、住まいや景観を破壊することなしに可能なのかどうか、ということにも疑問を投げかけています。

以下に、報告書の概要部分をコピーします(強調は私):

『概要:2011年9月14日、福島市渡利地区において空間線量の計測を実施した。「除染」が行われたということであったが、6月の調査において最も高い線量を記録した側溝内堆積物には手が付けられておらず、地表面における空間線量は当時の2倍に上昇していた。「除染」のモデル地区としてある通学路がその対象になったが(「除染モデル事業実施区域」)、その報告によると平均して7割程度(約68%)にしか下がっておらず、空間線量も1〜2 μSv/hに高止まりしている。今回の調査においてもその通学路の周辺において20 μSv/hを超える非常に高い線量が地表面で計測された。コンクリートやそれに類する屋根の汚染は高圧水洗浄によっても除去できておらず、住宅室内における高い線量の原因になっている。除染の対象にはされなかった地域の水路や空き地、神社、個人宅地内の庭で高い線量が計測され、最も高い線量は地表で20 μSv/hを記録した。本来の意味での除染はできていない。』

除染が出来ていない、というだけでなく、山内教授は放射性物質の天然濃縮が行われ、逆に放射線量が上がっている、と言います。地区内の小倉寺稲荷山での前回測定を踏まえ、今回の調査で分かったことは、

『前回の計測でここは最も高い汚染土壌が採取された場所であり、それはキログラム当たり4万ベクレルを超えていた。またそのような土壌を採取した地表面での線量は7.7μSv/hや11.5 μSv/h を記録したのであったが、それから3ヶ月近くが経過した時点でそれらは20μSv/h を超えていた。ここでは除染は行われておらず、天然の濃縮が進行していた。降雨の度に近隣の山林から放射性セシウムが流入していると見られる。』

更に悪いニュース。「学童保育教室」の建物の中のほうが玄関先よりも線量が高く、また床面より天井に行くほど線量が上がっている、とのこと。原因は高圧洗浄したはずの屋根。

『<学童保育教室>
学童保育が行われている建物の内部で、床面よりもはりの高さで、また天井の高さで、高くなればなるほど線量が高くなるという傾向が確認された。人の立つ高さで0.5 μSv/h であり、天然バックグランドの10 倍である。玄関での線量は室内よりも低いことが認められた。敷地外部の土壌汚染による線量増強以外の効果が作用していると考えられた。屋根の直上と庇の下の線量を計測すると屋根の線量がより高くなっており、コンクリート製の瓦の表面に付着した放射性セシウムが室内の線量増強をもたらしていることが確認された。屋根は面積が広く当然のこととして室内を覆っているために汚染の程度が相対的に低くても大きな効果を及ぼす。この屋根は高圧水洗浄をしたということであったが除染は出来ていなかった。』

教授は渡利地区で8月24日に行われた「除染モデル事業」を評価して、「まったく除染になっていない」、と言います:

『図3に「除染モデル事業」の実績を示した。除染とは放射能汚染を取り除くことであるが、実態として除去できていない。「除染」の前後で空間線量は平均して68%に低減したが、半分以下にもなっておらず、除染とは言えない。依然として子供らの通学路は1〜2μSv/hにあり、場所によっては 4 μSv/hに達したままである。除染作業の実態としては堆積した泥を取り除いたということに尽きる模様である。アスファルトやコンクリートが汚染しており、除染するにはこれらも取り除く必要がある。また、道路に面する住宅の庭やコンクリートブロックについても除染/取り除く必要がある(これは街の破壊を意味する)。』

コンクリート、アスファルト、屋根材に付着、吸着した放射性セシウムは高圧洗浄機では取れないようです。もっと早くやっていれば取れたのか、それとも元から強固に密着しているためにいずれにしてもだめだったのか。教授は、泥をすくうだけでは何もならない、コンクリート、アスファルトの汚染はそのままで残り、今後も堆積していくだろう、と言います。また、原理的に除染は広い範囲でやらないと効果は少ない、と言い、結論の最後の部分は深刻です:

『文字通りの「除染」は全く出来ていない。Cs-134 の半減期は2年、Cs-137 のそれは30年である。したがって、この汚染は容易には消えず、人の人生の長さに相当する。そのような土地に無防備な住民を住まわせてよいとはとうてい考えられない。』

報告書には、具体的な測定の数字、グラフなどが出ています。是非お読みください。

また、報告書の中で教授は、高線量の通学路を先生に引率された児童数十名が何の防備も無く通り過ぎる様子、他の市で避難勧奨指定になるような線量の中で人々が何も知らず過ごしていることなどを淡々と記述しています。

南相馬市などは独自の除染を児玉教授の東大アイソトープセンターと協力してやっていますが、本当に線量が除染によって恒久的に下がるものなのか、山内教授の報告書を見ると悲観的になります。

Thursday, September 22, 2011

福島県、一件5000円で南相馬市のWBC検査結果を購入したい、と打診

上昌弘さんのツイートから。上昌弘さんは、東京大学先端医療社会コミュニケーションシステム、社会提携研究部門の特任教授、という方ですが、ツイッターのプロファイルには「内科医です」と書かれ、福島、特に事故の初期から飯舘村などで住民の方の健康診断などに奔走なさっていたのをツイッターで記憶しています。

9月21日のツイート:
福島県から南相馬市立総合病院に「WBCのデータ、一例5000円出すから、福島県に渡すように」と連絡があった。「患者の個人情報」を何と思っているのだろうか。本当に、浜通にいると俄には信じられない経験をする。

その行き先は言わずと知れた福島医大。朝日がん大賞を受賞された教授のいらっしゃるところです。その福島医大、福島県と組んで、国の第3次補正予算に1000億円の要求を盛り込んでもらって、放射線医療の拠点作りをしたいとか。そのニュースはここでお読みいただけますが、再び上昌弘さんのツイートから。

9月20日ツイート1
知人の医師から 福島県立医大について連絡ありました。「福島県立医大の知人からも連絡がありました。学内では一切議論されていないようです。病院幹部も後のことを考えていないと思います。県の幹部が業者に投げて作った案だと思います。」

9月20日ツイート2
続き 「県庁の役人が支配している大学にまともな研究者が行きたがるはずがありません。現時点で800床ですが、病床はいつも混んでいないとのこと。あらたに病床を作る意味はありません。新たに330床の病院を増設しても患者がきません 病院はまず大赤字になります。赤字垂れ流し病院になります。

9月20日ツイート3
つづき 「こんな火事場泥棒大学が、被災者のことを真剣に考えるとは思えません。被災者をだしにつかっているだけです。地元の医療法人の病院は、病床が開 けず収入が減少したため、医師を含めて、給料を大幅にカットしています。ますます医療従事者が流出します。地元の医療機関を支えるべきです。


また、県と福島医大は、飯舘村で検査結果を大学によこせ、と要求したようです。

9月20日のツイート:
また、びっくりしたことがあった。飯舘村の保健師さんが紙をもってきた。昨日、福島医大から依頼書が送られてきたらしい。今回の検査結果を、福島県の調査 につかえるように住民から同意をとるようにとのこと。腹が立った。研究者が自分できてやることだ。住民のケアに忙しい保健師に押しつけるな

ああまったく。福島県知事が原発依存脱却を公言したのは次なる利権の目処がしっかり立ったからだろう、と思い確かブログでもそう書きましたが、その利権はやっぱり放射能をネタにして建設業者とつるむ、といった、原発依存とほとんど変わる事のないパターン。

南相馬市の人口は原発事故前で6万7千人、検査1件で5000円、全員検査だとするとそれだけで3億3千5百万円。それでも、1000億円の国家予算を要求する大学病院ですから、3億はまあはした金なんでしょう。

Friday, September 16, 2011

南相馬市大町病院医師の告発:自衛隊のパニック?

上昌広さんのTweetを辿った先のお医者様のブログに引用されていました。9月13日付けのポストです。

引用されているのは南相馬市大町病院麻酔科の佐藤先生のメッセージ。政府からの支援が何もない南相馬市の病院の厳しい現状が書かれていますが、私が気になったのはこの部分:

『そんな中、本日自衛隊による南相馬市の緊急時の避難訓練が行われました。動ける市民をマイクロバスで移動させたり、動けない介護老人をヘリコプターで搬送するというものでした。元々我々医療関係者には連絡はなく、一部の市民や救急隊との合同訓練だったようです。確かに爆発が数時間後と分かる場合は避難がベストですが、多くは突然の爆発です。そんな時は多くの学者は3日間コンクリート製の建物の中に避難する屋内退避の方が被爆が少ないと唱えていますが、1号機の爆発の時に双葉厚生病院の患者が校庭でバスやヘリを待っていて被爆したことは自衛隊の方は知らないのでしょうか。何よりも自衛隊がパニックとなったために多くの南相馬住民が放射線濃度の高いときに避難する羽目になりました。また、医療スタッフをつけずに双葉病院の患者を川内村の高校の体育館に置き去りにした搬送には自衛隊は関与していなかったでしょうか。頼りにされるべき自衛隊がマニュアル無き避難訓練を行ってはいけないのです。政府が安定してきたと言っているこの時期に、なぜ避難訓練を行わなければいけないのかも疑問です。』

2点目の、「自衛隊がパニックとなったために多くの南相馬住民が放射線濃度の高いときに避難する羽目に」というのが、どういう事態だったのか、ご存知の方がいらっしゃったらお知らせください。

Tuesday, August 16, 2011

福島県の農林水産物の放射能測定検索ページ

福島県が作成。福島県庁 農林水産部 環境保全農業課 発表のデータに基づいて表示、とのこと。

リンクはこちら。

http://www.new-fukushima.jp/monitoring.php

産品別、あるいは地域別で検索できます。

ABCニュースで除染計画が報道された南相馬市を見てみると、放射性セシウムの量は、

小麦: 270ベクレル/キロ
みょうが: 270ベクレル/キロ
ニベ(魚): 300ベクレル/キロ
日本なし: 46ベクレル/キロ
びわ: 530ベクレル/キロ
しいたけ: 106ベクレル/キロ

また、基準値以下ですが、海の魚全般に出ています。魚では淡水魚の鮎が一番高く、1770ベクレル/キロ。野菜で一番高いのは6月に検査されたたけのこで、2800ベクレル/キロ。

詳しくはサイトで検索してみてください。但し、サンプルがどれほどの大きさ、量だったのか、いくつ取ったのか、相馬市のどこの農場から取ったのか、などの情報はありません。

Monday, August 15, 2011

米国ABCニュース:南相馬市の除染計画

東大児玉教授が協力してきた福島県南相馬市の除染計画を、アメリカのABCニュースが記事にしています。茶とらさんにさりげなく渡したらちゃんと日本語訳に化けていました。

オリジナル記事(英文)はこちらです。

東京茶とら猫さんの日本語訳全文はこちらです。

以下、日本語訳からの抜粋:
*********************************

ABCニュース
2011年8月12日
記事:フジタ・アキコ

ボランティアたちに話をする児玉龍彦の声は震えた。ここは南相馬市の石上第一幼稚園。事故を起こした福島第一原発から約25キロの距離にある。

児玉は東京大学のアイソトープセンター長だ。学校を除染する方法を住民に指導している。これまでに何度も同じ説明をしてきたが、マスクをつけた母親や、線量計片手にメモを取る父親の姿を見るたびに、涙が込み上げてくる。

「これはすべて皆さんの健康を守るためです」と児玉は説明する。「皆さんにも皆さんの健康にも悪影響が出ないようにしたいんです。私たちが子供を守らなくてはなりません」

児玉は南相馬市との共同プロジェクトを率いて、政府が定めた強制避難区域のすぐ外側の地域で除染作業に当たっている。参加するボランティアとともに、市内のあらゆる幼稚園や学校の放射線量を下げて、最も影響を受けやすい子供たちがこの秋に戻ってこられるようにするという、壮大なプロジェクトだ。

そのためには、空中から測定して地面の線量を調べ、汚染状況の地図をつくり、それに応じた除染をするようにボランティアの訓練をしなくてはならない。除染はじつに骨の折れる仕事だ。何時間もかけて高圧洗浄機で壁を洗い、遊具を洗い、汚染のひどい校庭の土をシャベルで取り除く。デッキブラシで屋根をこすり、作業を少し進めるごとに放射線量を測定する。これを何度も繰り返して、線量が毎時0.1ミリシーベルト未満になるまで続ける。このレベルなら子供に安全とみなされている。

政府が指針を示さないことに業を煮やして、南相馬市は数千万円の予算を組み、ボランティアを中心に児玉のチームの支援のもとに除染を進める計画を立てた。コワタ・ユカリはそうしたボランティアのひとりだ。彼女の自宅は福島第一原発から16kmのところにある。3月に政府の避難命令が出てから、高齢の両親とともに仮設住宅で暮らしてきた。

「この辺りに放射能が5年も10年も残るようなら、共存していくすべを身につけないといけません」とコワタは語る。コワタは南相馬市の職員で、幼稚園や保育園を監督する仕事をしている。「子供たちに戻ってきてほしいなら、子供にとっても安全な場所にするための方法を見つけなくては」

チェルノブイリ原発事故の影響を10年間調査したジョージア大学のチャム・ダラス教授は、福島の学校で全体的な線量が下がったとしても「ホットスポット」は残ると指摘する。南相馬市の除染方法は短期的には効果があっても、危険なほど高線量の地域では高圧洗浄やブラシでこすることが適切な解決策とはいえないとも話す。

「チェルノブイリでも同じことをしましたが、うまくいきませんでした」とダラスは語る。「放射性核種があちこちに移動するだけです。5年たったらまた除染、10年たったらまた除染。25年たってもまだ放射性核種の処理をする羽目になります。移動するに任せるのではなく、最初の年に取り除くこともできたのに、です」

南相馬市の学校から放射能をなくすには、多面的な対策が必要だと児玉は言う。それでも彼のプロジェクトは立派な前進だ。これまでの政府の対応よりは一歩先を行っている。

ボランティアが仕事を終えて帰り、誰もいなくなった教室で、児玉は放射線量を測っている。天井にガイガーカウンターを向け、針が止まるのを待つ。そして微笑んだ。カウンターは「0.12」を指している。2週間前の線量と比べると60%下がった。

ささやかな勝利。だが児玉はこの戦いが今後何十年も続くと考えている。

「南相馬市については私たちはほとんど心配していません」と児玉は語る。「ですが、福島原発のすぐ近くにある市については、場所によっては50年は人が住めないかもしれませんね」

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私が個人的に引っかかるのは3点。

南相馬市が行っているのは児玉教授の言う「緊急の除染」ですが、これをもってどうも「恒久的な除染」として南相馬市が扱っているふしがあること。つい先日も、住民の内部被曝調査で最高は1ミリシーベルト、それも一人だけ、だから南相馬市内は「生活に支障ない環境」、という発言を、南相馬市長はなさっていました。

2点目は、チェルノブイリの調査をしたアメリカの学者が、チェルノブイリ事故でも同様の除染(高圧洗浄機、デッキブラシ、土の削り取りなど)をしたが効果はなかった(オリジナル英文:”it didn't work”)、としていること。放射能が次の場所に移動するだけだ、と。福島第1原発から広範囲に出てしまった放射能が他の市町村から風、雨、水に運ばれて移動してくれば、せっかく南相馬がきれいにしてもまた除染のやり直し。南相馬から出て行く放射能は他の市町村に移動。

確か国会証言では、児玉教授は、取り除いた放射性の土を東京まで持って帰ってきている、とおっしゃっていましたが、その持って帰ってきた土はどうなるのでしょうか。この場合、放射能が南相馬市から東京(のアイソトープセンター)に長距離移動したということになります。

最後の1点。記事の中で、ボランティアの方が「この辺りに放射能が5年も10年も残るようなら、共存していくすべを身につけないといけません」とおっしゃっていますが、放射能と共存など、可能なのでしょうか。彼女が何を指して「共存」と言っているのか、分かりませんが、外部自然放射線がせいぜい毎時0.03マイクロシーベルト程度だった地域でずっと暮らしてきた人々に、5年10年で人工放射線からの外部、内部被曝に対処する進化などが起こるとも思えません。(まあ、起こる事を期待している某教授もいらっしゃるかもしれませんが。)

第一、5年10年で済むとも思えません。セシウム137、ストロンチウム90の半減期は約30年、プルトニウムに至っては、人間の時間感覚では把握できない半減期です。

薄く、広く、放射能を全国(全世界)に拡散してしまえば何とかなる、と政府も思い、そのように着々と布石を打ち、国民も半ばあきらめているような気配があるのが感じられます。

Monday, July 11, 2011

わらからキロ当たり7万5千ベクレル放射性セシウム検出

予想通り、やはりとんでもない値でした。

NHKニュース7月11日午後2時49分:

福島県南相馬市から出荷された肉牛から国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、福島県が飼育農家から採取した餌のわらから、国の目安を 大幅に超える1キログラム当たりおよそ7万5000ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが分かりました。わらは原発事故のあと、屋外にあったものと みられ、県が引き続き調査しています。

小佐古教授はウオールストリートジャーナルのインタビューで、「秋になるとパニックがおこる」とおっしゃっていましたが、夏の時点で起きそうな、いやな予感がします。

まったく偶然ですが、柏市の清掃工場の焼却灰から出たセシウムの濃度(7万800ベクレル)とほぼ同じ。柏市のは、燃やして濃縮した結果ですが、南相馬市のわらは単に外に置いておいただけ。しかもこの地区は、福島原発から20キロ~30キロ圏ではありますが、計画避難区域ではなく、緊急時の避難をお願いするかもしれません、という区域にあります。

日本はいったいどれだけ汚染してしまったのでしょうか。