ニューヨーク・タイムス紙は、デモの参加者は「数千人」、と報道しました。
ワシントン・ポスト紙によると、「数万人」。
日経新聞は確か「10万人」。
イギリスのデイリー・メール・オンラインは何と「200万人」、英語版のブログ・ポストで、「メールの推定は、いくらなんでも多分何かの間違いだろう」と私も書きました。
いわゆるMSM(Mainstream Media)、主要メディアが9月12日ワシントンDCでの政府の諸政策に反対する市民のデモを無視する中、インディアナ大学の学生(?)がデモ参加者の推定人数を算出しています。ワシントンDCで過去行われた大規模な集会(大統領就任式、デモ)の参加者推定と、グーグル・アースを駆使しての計算結果は何と
デイリー・メールが大正解。
英語版のブログにこのインディアナ大学生のレポートを出してありますので、ご覧ください。
それにしても、冒頭の写真(デイリー・メールに載った写真です)を見て、参加者は「数千人」と書ける記者がいるとは驚きです。
Youtubeのビデオを見ても、「数万人」にすら見えません。
200万人近くのアメリカ市民がワシントンに集合して、オバマ政権の諸政策(医療政策、環境政策、銃器コントロール、金融政策、軍事政策など、まあ要するにありとあらゆる政策)に反対するデモを行う、これは未曾有の出来事です。にもかかわらず、マスコミは沈黙したまま。稀に口を開いたかと思うと、これは「人種差別だ」(カーター前大統領)とか、正気を疑うような発言をしています。政策反対がなんで人種差別なんだ?と私などは思いますが。これは「極右派」の仕業だ、というのもありますね。政府の金の無駄遣い、政策の非を鳴らすのに、左も右も無いと思いますが?