オーストリアのツヴェンテンドルフ (Zwentendorf) 原発は1972年にマーク1型沸騰水型原子炉を持つ原子力発電所として建設が開始されましたが、1978年の国民投票で稼動をしないことになり、一度も使わないままになっています。
英語ブログの読者、”Atmofritz”さんからのリンクで、ウェブ上でこの原発の内部を詳しく見ることのできるバーチャルツアーのページがあることを知りました。先日東電が2号機と3号機の地下に社員を送り込んでトーラス室の状況を調査していましたが、福島第1のように壊れていないツヴェンテンドルフ原発でさえ実際のトーラス、圧力抑制室の内側を見ると、何ともこの世のものとも思えない情景です。
(一時夜も寝ないではまっていたアドベンチャーゲームのシーンに出てくる、異星や異次元の訳の分からない機械類を見るようです。)
マーク1型格納容器トーラスの内側(オーストリア・ツヴェンテンドルフ原発):
1. http://zwentendorf.com リンクをクリック
2. ページのメニューバーの "Rundgang"をクリック
3. フラッシュウィンドウが別途開いたら、ウィンドウの中央に表示される"Zum virtuellen 360 Rundgang" をクリック
4. スクリーン右のメニューから、 "Kondensationskammer" (=圧力抑制室) をクリック
5. マウスをドラッグして、視点を変えることが出来ます。
これは模型などではなく、実際の原発(福島と同タイプ)の圧力抑制室。
スクリーンの右側メニューで、原発の施設の内部をいろいろ見ることが出来る。
上の写真は圧力抑制室の内側をフルスクリーンにして、スクリーンキャプチャーしたものです。フルスクリーンにするには、フラッシュウィンドウの右上の、「目」のアイコンをクリックします。大画面にしてマウスをドラッグするとものすごい迫力です。
圧力容器下部の制御棒挿入部分:
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