Showing posts with label 輸出中古車. Show all posts
Showing posts with label 輸出中古車. Show all posts

Monday, October 24, 2011

必読:輸出できない高放射能汚染中古車、日本国内に出回っている?

Savechild.netのウサギ1号さんの記事の中に、10月24日付け朝日新聞紙面(34面)の記事の一部が書き起こしてありました。

このブログでも、柏市にあった車を売ろうとしたディーラーがガソリンスタンドでの「除染」(洗車)にもかかわらず線量が下がらず苦労している、というポストを以前に出しましたが、朝日新聞の中古車の線量はなんと110マイクロシーベルト時。何度洗車してもやっと30マイクロシーベルト時までしか下がらず、結局、

輸出できなかったので、何とプレートを外して国内に流したのだそうです。

30マイクロシーベルト時も出る車に1日2時間乗ったら、1年で22ミリシーベルトの外部被曝。110マイクロシーベルト時のままだったら、1日2時間乗って1年で80ミリシーベルト。(これをまったく安全と言いきれるのは、あのオクスフォードの名誉教授ぐらいか。)

以下、朝日新聞10月24日記事掲載(Savechild.netより):

==================================

基準越え輸出できず

高い放射線量の中古車が、全国を転々としている。うわさの車を追った。中古車業者の間で広まっている、ある情報を耳にした。高い放射線量で輸出できなかった中古車が、国内で流通しているという。その車の車体番号を聞き出し、運輸支局で記録を調べた。直近の所有者は、岡山県内の輸出業者だった。その会社を訪ねた。うわさの車、「いわきナンバー」のミニバンを購入したのは7月下旬。業者が車を売買する千葉県のオークション会場で143万円だった。

東南アジアに輸出するため大阪府に運び、8月に港で放射線検査をすると、国が定めた輸出コンテナの通報基準値(毎時5マイクロシーベルト)を超える毎時110マイクロシーベルトを検出した。「検査後は何度も除染して測定したが30マイクロシーベルトまでしか下がらなかった」と業者。その後どうしたのか。「国内で売ることにしたんです。うちも損するわけにはいかないですから」運輸支局で一時抹消登録をしてナンバープレートを外し、9月に大阪市内のオークションに出品したが売れず。翌週、神戸市内のオークションで121万円で売れた。

その後、関西周辺の業者の間で「手を出してはいけない車」(別の業者)として、車体番号がマークされるようになった。かりに毎時30マイクロシーベルトを1日2時間浴びたら、年間被爆線量は国が避難を促す目安の年間20ミリシーベルトを超える。

どこで汚染されたのだろう。記録を調べると、最初の所有者として福島県の自動車販売会社の名前が出てきた。東京電力福島第一原発から40キロ離れたいわき市にある、この会社の販売店が取り扱った車だという。店長に話しを聞いた。「いわき市内の男性が3年前に購入し、震災当時は仕事で原発近くに駐車していたと聞いた。男性は7月にローンの残金を払って、別の中古車業者に売ったらしい」今、この車はどこにあるのか。今月上旬、埼玉県内のオークションに出品されたが売れず、翌週、千葉県内で落札されたのが目撃されていた。オークション会社に落札業者を聞くと、「規則上、回答できない」と断られた。それを最後に、手がかりは途絶えた。

ナンバー外し 再登録・販売

輸出できない車が国内で流通していることについて、ある輸出業者は「氷山の一角」と断言する。「高い線量が出ると除染が大変なので、規制のない国内のオークションで売りに出す」こうした車を購入した業者がナンバーを再登録すれば、他地域のナンバーが店頭に並ぶ。過去のナンバーは車検証に記載されず、運輸支局で詳細記録を調べない限り分からない。

中古車輸出の規制はより厳しくなり、国内市場に舞い戻る車はさらに増えるという。8月以降、全国の港湾で全大検査が決められ、0.3マイクロシーベルト以上の車は貨物船に積めなくなった。日本湾運協会(東京)によると、全国で9月に基準値を超えたのは輸出社全体の約1%にあたる660台だった。

福島県内では中古車の安全確保の動きがある。福島市でオークション会場を運営する「JU福島」は全車の放射線量を検査し、毎時1マイクロシーベルトを超える車の出品を断っている。高い線量が検出されなくても福島県ナンバーが避けられる「風評被害」もある。福島市の中古車業者は「福島、いわきナンバーは県外で売れないので、車検期間が残っていてもナンバーを外し、関東に出品している」と明かす。

==============================

うーん。関東に出せば売れるから売るんですか。

Savechild.netの記事には、高放射線が検出された中古車関連の記事へのリンクなどもまとめられています。

Tuesday, September 13, 2011

柏市の中古車、放射能汚染で輸出保留、ガソリンスタンドで「除染」(洗車)

なんでも、柏市にずっとあった車だそうですが、柏市内の業者が輸出のため港へ持って行き、放射能測定を受けたところ、ワイパー付近から毎時3.3マイクロシーベルトの放射能が検出され、輸出保留に。

この業者さんのブログを読んでちょっと恐ろしくなったのは、「除染」が近くのガソリンスタンドで洗車することなのです。経費と時間の兼ね合いのようですが、放射能汚染を知っていて除染としてガソリンスタンドで洗車をなさっているようです。

新潟県のガソリンスタンドの洗車後の汚泥から非常に高い放射性セシウム(最大キロ当たり9万ベクレル)が発見されていますが、これはおそらく福島から持ってきた、あるいは出入りしていた車を洗車したためだろう、とされています。

柏市を含む東葛地域は関東の中でも高い線量ですが、そこの車が輸出基準(0.3マイクロシーベルト時らしいです)の10倍の線量、しかもその「除染」はガソリンスタンドでの洗車。洗車しても0.3マイクロシーベルト時はクリアできなかった、とのこと。

カーポートスタッフブログ9月6日付けポスト:

私は、自動車の輸出をしているのですが、8月初めに放射線で輸出保留になってしましまいた。倉庫作業者の安全のために、倉庫に受け入れる際に、検査をするとのこと。

 事前に手持ちの放射線測定器で、室内や車の近辺を測定して、0.2μSv程度でしたので、大丈夫と思い港に搬入したのだが、なんとワイパーの根本で3.3μSvが検出されたので、受け入れできないとのこと。港搬入前に洗車したため、汚れがワイパー根本のカウル付近に溜まったのだろうか。すぐ除染の依頼をした。が、全然除染が終わったと連絡がない。多くの車が放射線検査で落ちたため、作業が追い付かないという。 やむなく、いちかばちかで、ガソリンスタンドでの洗車に回したが、0.3μSvという基準はクリアーできなかった。柏市から出たことのない車なのになんで???

 大手の輸出業者は、東電や国に賠償請求をするという話もある。天災より人災となれば、間違いなく裁判で勝てるのではないだろうか。天災でももしかしたら。 でも私のような中小では、裁判費用のほうがもったいないので、泣き寝入り予定。

 船会社もキャンセルが出ているのだし、港湾業者も仕事が進んでいないので、かなり損害を受けているのではないかな。

 放射線検査機関が合格するレベルまで除染してくれるという話もあったのだが、検査機関が除染もするというのはおかしいとなり、除染を打ち切ったということになった。

 確実に除染するには、運送業者が最近始めた除染屋があるようだが、2万円~の作業になるという。あわてて、除染しても次の船に間に合わないため、ガソリンスタンドの洗車を再度することにした。前回ガススタで、3.3から0.6まで下がっていたので、もしかしたらという思いだ。

 ただ、この倉庫受け入れの検査が終わったあとも、船に乗船するときにも検査があり、仕向地についたときにも検査がある。特に、仕向地で放射線検査でNGとなったとき損害はかなり大きい。しかし、クライアントが待っているため手続きを止める訳にもいかない。

 この値がどの程度人体に影響あるかは定かでないが、関東圏の自動車は基本的に汚染を受けており、ホットスポットと呼ばれるところでは、多くの車が基準値を超えているのだろう。そのうち、中古車販売時に放射線測定値を示す必要もでてくるかもしれない。

(ああ怖い。高い線量も怖いけど、ガソリンスタンドの洗車を除染代わりに使っている、と言うのはもっと怖い。)