Friday, March 18, 2011

英デイリーメール紙掲載の写真

記事はデイリーメール紙が地震関連のニュースを毎日まとめているもの(3月18日夕刻付け、英国時間)ですが、記事そのものよりも写真をご覧ください。日本でもこのような写真は出ていますか?

トップは東電常務が記者会見後泣き出したときの写真:「原発からの放射線が重大な問題であることをもっと早い時期に公表すべきだった。」



いくつか下の写真で、放水の準備をする消防車を上空から撮影した写真。共同通信の写真のようですが、日本の新聞(朝日、読売など)のサイトを見る限り消防車の写真は単体で、低いアングルから、消防車だけで撮影されているようです。特殊消防車といっても、所詮消防車は消防車、と私などは思ってしまいますが...。



更に下、日本から脱出すべく成田航空のカウンターに押しかける人々の写真。(中国人、ということです。)



昨日のポストでも、日本と諸外国の報道のギャップ(格差)について書きましたが、ギャップは更に急激に広がっているような気がします。

突然金融の話ですが、投資信託などのNet Asset Value(ファンドの純資産価値)とファンド価格があまりにかけ離れている時、ファンド価格はいずれはNAVまで戻ります。急激に戻ってNAVを下回ることも、リーマンショックのような危機的状況ではままあることです。日本の報道はどうもこの例で言えばNAVを大幅に上回っているファンド価格、諸外国の報道がNAVであるような気がしてなりません。

ファンド価格(日本の報道)がNAV(諸外国の報道)まで戻る時、そのショックは今の状況では見当も付きません。

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