Monday, May 9, 2011

青山繁晴:管総理の浜岡原発停止要請はアメリカ政府からの圧力のため

国民の安全、安心」のためではなかったんですねえ。Liar, liar, pants on fire。うそつき。

5月8日、テレビ朝日の「サンデースクランブル」に出演した、元ジャーナリストで現・原子力安全委員会専門委員の青山繁晴氏(氏は4月22日に福島第1原発の地上レベルからのビデオを撮影し、政府の批判を買った方です)の発言:「浜岡原発停止はアメリカからの圧力だ」

アメリカの圧力は4月の初めからどんどん強くなったそうです。アメリカの関心(国益)は、第7艦隊の基地である横須賀基地。浜岡原発の風下になるから、と青山さん。

青山さんにもアメリカの国防省(Defense Department)、外務省(State Department)から直接電話がかかってきて、浜岡を何とかしろ、といわれたそうです。青山さんによると(英語で)、”We're just out of Fukushima. That Hamaoka...”

また、アメリカの圧力が強くなってきた頃政府内でも浜岡は止めたほうがいいんじゃないかという意見が出、また中部電力の管轄内にはトヨタ、ホンダ、スズキなどの工場があることもあり、経産省に影響の試算をするように指示が出た、ところが、首相はその試算を要求しないで、浜岡原発の停止を要請した、とも。経産省に電話して聞いたら、いや試算を出せとは言われませんでした、と青山さん。

アナウンサーの方は絶句してましたが、出せと言われなければ出さない経産省の役人も役人だと私は思います。

SPEEDIの放射能拡散予測を地震のすぐ直後から沢山作ったけれど政府に出せと言われなかったから出さなかった斑目さんと一緒ですね。リンクは私の英語ブログへ行きます。図だけでもご覧ください。)

それより何より、外国からの強い圧力がないと、自国民を守るための判断(浜岡原発を止める)すらできないような政府は、政府なんでしょうか?

(h/t あ)

1 comment:

  1. > 自国民を守るための判断(浜岡原発を止める)すらできないような政府は、政府なんでしょうか?

     そういうことを安全圏にいる外からいわれると頭にくるよな。
     逃げ場のない日本に「逃げろ」「逃げろ」と無責任にいってる時から言い返したかったこと。「原発停めろ」となぜいえない。また、人のことどころじゃないだろう。自分の足下の原発停める声をなぜ発しない。それをしないで「逃げろ」というのは、とどのつまり原発容認ではないか。アホか。
     世界のエネルギーの大部分を独占しているのはどこの国だと思ってる。ふざけるな!

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