10月1日付けの産経新聞記事によると、東京都が議会にもろくに諮らず都民にも知らせず岩手県と9月30日に結んだがれき処理の協定について、次のように報道。
東日本大震災で発生した岩手県の災害廃棄物(がれき)の受け入れを発表した東京都に対し、「放射能を拡散させないでください」などと反対する電話やメールが寄せられていることが30日、分かった。
都環境局によると、受け入れが発表された9月28日夜以降、29日に162件(電話129件、メール33件)、30日に283件(電話222件、メール61件)の意見があった。大半が「被災地支援も分かるが、子供がいて不安」「放射能を入れてくれるな」などと受け入れに反対する内容という。
来年3月までに岩手県宮古市のがれき計1万1千トンを処理する予定。鉄道で都内の民間破砕施設に輸送して処理後、東京湾に埋め立てる。このがれきを処理した焼却灰を岩手県が検査したところ、1キロ当たり133ベクレルの放射性セシウムが検出されたが、国が災害廃棄物の広域処理で定める基準値(1キロ当たり8千ベクレル)を大幅に下回っている。
都は30日、岩手県などと災害廃棄物の処理基本協定を締結。今後は宮城県とも同様の協定を結び、岩手、宮城両県のがれき約50万トンを受け入れる方針。
さあ東京都民の皆さん、2日でたった445件の抗議でいいんですか?
東京都環境局
広報窓口
電話: 03-5388-3436
ファックス: 03-5388-1377
廃棄物対策部
電話: 03-5388-3576
ファックス: 03-5388-1381
もっとも、阿修羅の掲示板をのぞいたらこんなコメントが:
『都庁に電話しました。東京は宮古の瓦礫よりはるかに汚染されていますよ、と言われました。』
何だか妙な理屈ですね。この理屈を広げると、より汚染のひどい場所に汚染を持ち込めばよい、ということは東日本中の放射能汚染がれきや汚泥を福島県に持っていって処分するのがベスト、という理屈になりそうですが?
そんな汚染の東京都にオリンピックを誘致したがっている知事もいますが。
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