Friday, June 17, 2011

フランス当局、輸入静岡茶から1038ベクレル/キロのセシウム検出

日本の政府、自治体の数字は、さてどこまで信用していいのか。

フランスに輸入された静岡県産のお茶から規制の2倍以上、キロ当たり1038ベクレルのセシウムが、パリの空港の検疫で発見された、ということです。私の英語ブログ読者数人からのリンク情報です。

元のAFPの記事はこれ(フランス語)です:http://www.20minutes.fr/article/743313/the-vert-japonais-radioactif-intercepte-aeroport-roissy

私のフランス語はいい加減なので、グーグルの英語翻訳と元のフランス語から訳しましたが、大きな間違いはないと思います。(あったらすいません!)

6月17日AFP

日本の緑茶から放射性物質検出、パリのロワシー空港(シャルル・ドゴール空港のこと)検疫で: 製品は既に隔離済み、専門家による処分の対象となる

安全許容基準の2倍の放射性セシウムを含む日本の緑茶がパリのロワシー(シャルル・ドゴール)空港の検疫で金曜日[6月17日]に発見された。フランスの当局、Direction générale de la concurrence, de la consommation et de la répression des fraudes (DGCCRF)は、この緑茶は廃棄処分となる、と発表。

静岡県中部産の緑茶162キロで、福島の事故以降にフランスが始めた検査システムで初めて、放射性物質が検出された。

セシウム汚染が基準以上

DGCCRFによる分析によると、セシウムがキロ当り1038ベクレル検出された。これは、この種の製品でヨーロッパで許容される最大レベルであるキロ当たり500ベクレルを超えている。

緑茶は既に隔離されており、専門家によって処分される。

DGCCRFは、今後静岡県からの全ての植物(由来の製品?)の検査を行い、また、欧州委員会に静岡県を欧州連合(EU)の日本からの輸入規制リストに加えるよう提言する、と発表した。

2 comments:

  1. ご紹介ありがとうございます。

    この種の製品でヨーロッパで許容される最大レベルであるキロ当たり500ベクレルを超えている。

    とは、結構甘い基準ですね。お茶に含まれるセシウムの半分量を摂取することになりますから、(私のブログで計算してます)バカに出来ません。

     以前、EX-SKFさんも静岡のお茶を入手されたとありますが、そちらは大丈夫なのでしょうか?

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  2. http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110618-00000264-yom-int

    http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011061890105936.html

    http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20110618-792075.html
    日本でも報道されました。

    やはり、欧州も500Bq/kgのようですね。

    もう摂取する物質自体のBq/kgよりも、体重、年齢あたりどれだけ摂取しても大丈夫かの
    Bq/kg(体重あたり)

    に変更すべきですね。

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