ノルウェー気象局、オーストリアZAMG気象研究所、ドイツ気象局が福島第1原発直後の3月から「包括的核実験禁止条約機構(CTBTO)」の世界の観測地点からのデータを基に出していた放射能拡散予測図とそっくりな予測図を、九州大学と東京大学がスーパーコンピュータを使って計算、モデル化し、6月22日に公表したそうです。
「研究グループは今回の手法を使えば、原発事故の際の放射性物質の動きを広範囲にわたり予測するのに役立つとみている。」
何を今更。3ヶ月遅いって。こんな手遅れニュースが今更ニュースになったのは、要するに「日本の大学の研究所がスパコンでやったからすごい」からなんでしょうか?
6月22日付け日経新聞記事より:
九州大学と東京大学は東京電力福島第1原子力発電所の事故で放出された放射性物質が、太平洋を越えて海外に達した様子を計算モデルを使って再現し22日発 表した。放射性物質は東日本を通過した低気圧に伴う上昇気流で高層に巻き上げられ、偏西風に乗って東へ運ばれた。地表付近では原発近くで南東の風が吹き、 北西方向に放射性物質が広がった。
研究グループは今回の手法を使えば、原発事故の際の放射性物質の動きを広範囲にわたり予測するのに役立つとみている。
福島第1原発からは3月14~16日に起きた水素爆発などにより放射線物質が大気中に放出され、空気中の微小なちりなどに付いて広がったとみられる。研究グループは気象庁や米海洋大気局(NOAA)の気象データをもとに、大気汚染予測の手法を応用し、九大のスーパーコンピューターで放射性物質の拡散の仕方や濃度を解析した。
この動画 昨日19時のNHKニュースでやってました。
ReplyDelete損害賠償など、請求されただけで日本は破産ですね。
しかも、まだ収まっていないし。
よいニュースがなく、ブログにもなにも書けません。
そう、何を今更...
ReplyDeleteニュースになっても驚きもしませんでしたわ。