フランスで、静岡からのお茶から1000ベクレル・キロを超える放射性セシウムを検出したニュースはこのブログでもいち早くお知らせし、静岡県の反応については英語ブログに出しましたが、そこに寄せられたコメントで、あ、と思ったコメントが一つあったので、皆様にもお知らせしようと思います。
静岡県の反応は、6月18日付け朝日新聞にあるように、まずオクスフォード博士である川勝平太知事が、「仮に製茶の数値が1千ベクレルだとしても飲用茶にすれば10ベクレル程度になる。飲んでもまったく問題ないと考える」とのコメント、更に、県の経済産業部が、「フランスで検査対象となった茶の最終加工地が「静岡」だった可能性はあるものの、県内では他県産や海外産の茶葉を加工して出荷する場合もあり、茶葉自体がどこで生産されたものかはまだ分からない」とのコメント。
この県のコメントについて、英語ブログの読者が、
「まったく粗末な言い訳。おまけに、今まで「静岡茶」と言って世界に売ってきたお茶が実はそうじゃなかった、と公然と認めているわけだ。それって詐欺じゃないか?」
放射能の「風評」(実際放射能が出ているんですが)を打ち消すためには詐欺を認めることもやぶさかでない(というか気がついていない)静岡県でした。
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3 years ago
どうやら、EUへの輸出食品の場合は最終加工地=産地でいいみたいですね。
ReplyDeletehttp://bit.ly/mBusSG
たしか国内向けの食品についても、JAS法が改正されるまでは、加工食品の場合「最終加工地=産地」でよかったんですが、そうすると中国から輸入したうなぎでも日本で焼けば日本産、みたいなことになるので、JAS法が改正され、20品目については原料の産地表示が義務付けられたそうです。緑茶もそこに含まれます。が、「表示義務があるのはすべての原材料のうち重量割合が50%以上を占める原材料だけ」とか。だとすると、いろいろなものが混じっていて50%を超えるものがなければ、結局加工地が産地になっちゃうんでしょうかね。
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_itemid-42593.htm
けっきょく正真正銘の静岡産だったんですね。かっこわるい。恥の上塗り。
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