Wednesday, September 28, 2011

横浜市太田正孝市議の痛快演説

市内の小学生8万人にセシウム汚染牛肉を食べさせ続けていた横浜市はつい先日、横浜市の南本牧埠頭の処分場への放射性灰の海面投棄を「延期」したばかりですが、相変わらず子供を何とか被曝させようとしているとしか思えない行動が続いているようです。横浜市議太田正孝さんの掲示板をのぞくと、幼稚園、小学校で秋のどんぐり拾い、落ち葉拾いと落ち葉を燃やして焼き芋を作る秋の行事がどうも目白押し。

太田市議はセシウム汚染牛肉問題の最初から、子供たちを放射能汚染から守ろうとする努力をされていました。その太田さんの、9月20日の市議会での発言です。横浜の林市長に対して、時には同僚の議員の方々に対して、巧妙に話を上げ、下げ、表情表現豊かに、横浜の対応はなってない、と痛快に批判。

ぴったり15分、「ちょうど時間となりました」、とまるで噺家のようなきれのよさ。よう江戸っ子、じゃない、浜っ子か。

放射能に関しては6分以降です。



ちなみに、横浜市内では、道路の側溝、マンションの屋上、公園の入り口、噴水にたまった砂、などから非常に高線量の放射性セシウムが検出されています。港北区のマンションの屋上ではキロ当たり10万ベクレルを超す放射性セシウムが検出されました。さすがの市も重い腰を上げざるを得なかった様ですが、私が人ごとながら気になるのは、高放射線量の地点をカタカナ英語で「マイクロスポット」と公文書で呼んでいること。

もともとは「ホットスポット」と英語の表現を訳さずそのままカタカナにしていたのが、それに「より小さな範囲」という意味合いを持たせるために「マイクロホットスポット」となり、いつの間にか「ホット」=高放射能が取れてしまいただの「マイクロスポット」に。これは英語圏の人に言ってもまず分かりません。(ホットスポットは分かります。)

訳の分からない、あるいはなんとなく分かったような分からないようなカタカナ英語に逃げずに、「高放射能汚染地点」、とはっきりと訳してはっきりと認識したほうが、本気で対処するためにも良いのではないかと思います。

2 comments:

  1. いつも様々な情報ありがとうございます。
    とても助かっています。

    ところで昨日福島で地震があり、北緯37.1東緯140.8 で十回を超える地震がありました。
    こんなに同じ場所で地震があるというのはおかしい人工地震ではないかという話も以前からありますが
    EX-SKFさんはどう思われますか?

    またこの地震で昨日白煙が上がりましたが
    海外でこのように報じられているそうですが
    http://enenews.com/report-reactor-no-4-on-fire-after-quake-photos-video
    海外の専門家の方は何とおっしゃられているのでしょうか。

    これからも私のブログでご紹介させてくださいね。
    よろしくお願いします。

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  2. ゆうなさま、あれは日本人の方が英語で書かれているブログが元記事のようですが、あの位置は4号機ではありません。あれは集中処理施設か、共用プールのあたりです。原発では夜の作業シフトもあるそうで、いつもどこかに、特に4号機、集中処理施設のあたりは、明るい作業灯が付いています。

    人工地震についてはそのような技術が制御可能な技術かどうか、私には判断できません。人工でなくてもそのような地震は可能だと思います。

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